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PL-3000D

SAEC
PL-3000D

¥20,000(税抜)

発売:2005年3月
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創業30周年記念モデル

価格は1.5m

オーディオ銘機賞2006 ≪ケーブル部門≫受賞モデル

ビジュアルグランプリ2006 ≪ホームシアターアクセサリー部門≫受賞モデル

【SPEC】●導体:高純度銅線 ●ケーブル外径:φ9mm ●ケーブル被覆:電磁波吸収膜/PVCシース ●導体面積:φ1.8mm ●長さ:1.5m/2m/3m ●許容電流:15A

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

洗練の高解像度で情報力も明晰 S/Nと解像度はトップレベル

PL-3000Dは要望の多い低価格帯に向けて企画された。ケーブル外径9φ、2Pモールド型プラグを採用して中級機器に最適な電源ケーブルとして誕生した。導体は断面積1.8スケアの高純度銅線を採用、被覆には電磁波吸収性を含む材質が使われ、IECコネクター側には外径20φのモジュールが装着されている。これはシールド効果のある特殊軟性材質で、主にケーブルの制振効果でS/Nの改善に作用する。絶縁被覆に電磁ノイズ吸収材を混合する方法はヨーロッパの製品にも例があったが、フェライトのシリンダーリングを直接使うよりも音質への副作用が少ないためメリットがある。

ACプラグは2P型の金メッキ電極である。ここはアースピン付きの3Pの方が良いように思われるかも知れないが、2Pは電源経路を含めたアースループが発生しないという大きなメリットがある。電源ケーブルのアース線とラインケーブルのアース線で複雑なアース回路が作られると、音がくもるといったS/Nに影響しやすいことが確かめられているからだ。また、2Pプラグの電源ケーブルの方が都合のいい機器もある。例えばデノン製のCDプレーヤー、アンプはプラグの極性を反転させた方がシャーシ電位が低く、S/Nが有利になるケースである。

電源ケーブルの試聴はアキュフェーズのパワーアンプP-1000でするように決めている。モールド成型のプラグはこれまでどうしても音質に限界があった。その範囲での良さを想像していた。ところが3000Dは高S/Nで帯域が一直線に伸びきり、洗練された高解像度で、中高域の情報力が明晰で音が林立する。混濁のない澄みきった音質、中低域の陰影もコントラストをはっきり引き出して緩みがない。中低域が良くても高域で濁るという一長一短がありがちだが、 3000Dは一貫して均一な音で整っているのがいい。これは100万円クラスの機器で使っても魅力を高めるはずだ。

その後CDプレーヤーに接続して使ってみたが、レスポンス、鮮度を高める中高域など、この価格であれば抜群の描写力をもっている。解像力、S/Nは3万円以下ではトップレベルである。ただ、プラグにアース極性の表示がないのが惜しい。テスターで調べるとプラグ裏の文字125VのV側の電極がグランドであった。サエクにはかつて6N導体を採用した電源ケーブルがあったが、これをはるかにしのぐ実力がある。

(text:福田雅光)

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