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HITACHI
W42P-HR9000
(Wooo)
¥OPEN(予想実売価格50万円前後)
ビジュアルグランプリ2006 SUMMER ≪金賞≫受賞モデル
ビジュアルグランプリ2007 ≪金賞≫受賞モデル
【SPEC】●表示サイズ:922W×524Hmm、対角1060mm ●パネル方式:ALIS方式 ●画素数:1,024×1,080 ●画素ピッチ:水平0.90×垂直0.49mm ●輝度:1,400cd/m2 ●コントラスト:4000対1 ●受信チャンネル:地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル、地上アナログ ●ダブルデジタルチューナー ●HDDレコーダー機能搭載 ●入出力端子:HDMI入力2、D4入力2、S2ビデオ入力3、ビデオ入力4、モニター出力1、サブウーファー出力1、i.Link1、光デジタル出力1、LAN端子1ほか ●SD/MMCカードスロット:1 ●消費電力:365W(待機時0.5W) ●外形寸法:1134W×648H×99Dmm ●質量:34.8kg ●別売のスイーベルラックまたは、スイーベルスタンドが必要
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
42 型の新型パネルは名付けて「1080ALISパネル」。これまでのALISパネルは縦方向1024画素とハイビジョン表示に適した解像度を達成していたが、今回はハイビジョンと完全に一致する縦方向1080画素を実現。少なくとも縦方向は画素変換が一切不要で、精細感の向上に大きな効果が期待できる。蛍光体の改良で赤の再現領域を大幅に拡大したことも注目に値する。HRタイプは250GBのHDDを内蔵するが、今回は新技術「X-code HD」を導入し、HD画質のままで500GB相当の録画時間を実現した。今後話題を呼ぶこと必至である。
1080ALIS パネルはフルHD仕様ではなく、水平方向の画素数は従来のALISパネルと同様1024画素なのだが、縦方向の画素ピッチを細かくしたメリットは数値以上に大きい。既存の42型以下のプラズマテレビは最大でも縦方向が768画素とハイビジョン規格の約7割にとどまっているため画素変換が不可欠で、それが精細感を損なう要因になっている。1080画素を実現した本機の映像が緻密さで明らかにライバル機を上回っているのは、まさにそこに理由がある。試作機でも絵柄に関わらず質感や立体感に差が出ており、42型という大きさでも誰が見ても違いに気付くはずだ。色の再現領域の拡大によって、赤の被写体はもちろんのこと、人物のクローズアップや空など背景の色調も深みを増しており、こちらも違いは一目瞭然だ。店頭で画質を比べる際はディテールと色再現にポイントを置くことをお薦めしておく。「X-code HD」を使用するモードは、極端に動きの激しい映像を除けば、画質劣化をそれほど気にする必要はない。ハイビジョン録画時間が実質的に2倍程度に増える画期的機能である。(山之内正)
- Phile-webニュース【日立、「1080ALISパネル」搭載モデルなどプラズマ/液晶“Wooo”6モデルを発売】
- Phile-web記事【 増田和夫が見た"Wooo"「W42P-HR9000」(1)高画質を支える数々の新技術 】
- Phile-web記事【 増田和夫が見た"Wooo"「W42P-HR9000」(2)1080ALISパネルで画質はどう変わったか】
- Phile-web記事【増田和夫が見た"Wooo"「W42P-HR9000」(3)本機のキモ、録画機能を試す】
- Phile-webニュース【日立、“Wooo”プラズマ・液晶テレビのソフトウェアを改善】
- AV機器売れ筋ランキング 「Senka21」 2007年5月号集計 第3位
- AV機器売れ筋ランキング 「Senka21」 2007年4月号集計 第9位
- AV機器売れ筋ランキング 「Senka21」 2007年3月号集計 第9位
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- 製品批評 2006年5月31日号(5/24発行) 縦方向1080画素で画素変換が一切不要となった