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VICTOR
GZ-HD3
（Everio）
￥OPEN（予想実売価格150,000円前後）
発売：2007年8月上旬
小型化を果たした“ハイビジョン Everio”HD7の姉妹機
ビジュアルグランプリ2008 ≪銅賞≫受賞モデル
ビジュアルグランプリ2008 ≪ハイビジョンビデオカメラ（HD録画タイプ）≫受賞モデル
【SPEC】●撮像素子：1/5型57万画素CCD×3 ●動画／音声記録・再生方式：MPEG-2 TS/MPEG-1 Audio Layer II ●ズーム倍率：光学ズーム倍率10倍、デジタルズーム使用倍率200倍 ●モニター：2.8型 20.7万画素 カラー液晶モニター ●最低照度：18ルクス ●入出力端子：HDMI出力、i.Link出力、S出力、AV出力、コンポーネント出力、USB、外部マイク入力、DC入力 ●消費電力：6.7W（液晶モニター使用時） ●外形寸法：82W×75H×145Dmm ●質量：約575g（本体）、約660g（撮影時）
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
60GBのHDDとSDカードに記録可能なハイブリッドモデル
ビデオカメラのHD化が進む中、ビクターは普及モデルとして60GBのHDDを搭載した“Everio”GZ-HD3」を発売する。3CCDカメラを採用しながら同社のGZ-HD7比で体積を約30％小型化し、重量も約575gとなり、手軽にハイビジョン撮影が楽しめる。
そのため、光学系は小型化に有利とされる新開発の「コニカミノルタHDレンズ」を採用。ズーム倍率は動画記録時で光学10倍、静止画記録時は光学８倍を実現。ただし、手ぶれ補正はHD7で採用していた光学式ではなく電子式に変更している。それに伴い、解像度はHD7で実現していた1920×1080ドットのフルHD記録ではなく、1440×1080ドットとなる。
記録時間はHDDには約7時間の録画が可能（SPモード）で、このモード時はSDカードへの記録も可能。手にするとやや太めのボディではあるが、重量バランスも良好で、ジョイスティックを併用する操作系はわかりやすく使いやすい。
フォーカスしている部分を赤、青、緑で輪郭表示するフォーカスアシスト機能を備えたのも評価できる。AFの安定度は高く、オートでの撮影で十分満足のいく映像が得られる。発色も良好でノイズも少なめ。フルHDではないとはいえ、奥行き感あふれる再現性に好感が持てた。
（text:会田 肇）
