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AT3000T

AUDIO-TECHNICA
AT3000T

¥165,000(税抜)

発売:2007年12月7日
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AT5000Tの技術を受け継いだMCトランス

オーディオ銘機賞2008 ≪銅賞≫受賞モデル

【SPEC】●周波数特性:10~50,000Hz(±3dB) ●昇圧比:24dB ●対応カートリッジインピーダンス:2~17Ω ●推奨負荷インピーダンス:47kΩ ●チャンネルバランス:80dB以上 ●外形寸法:170W×85H×110Dmm(突起部除く) ●質量:約2.2kg ●付属品:アース線(0.5m)

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

銘機AT5000Tを継承し広帯域再生を図る

フォノイコライザーの性能が年々向上し、それに伴って昇圧トランスへの需要は減少しつつあるが、アナログユーザーの中には熱心なトランスファンも少なくない。本機はそうした要望に応えて開発されたオーディオテクニカの本格的なMC用トランスで、2~17Ωまでの低インピーダンスタイプに適合する。同社のカートリッジも考慮した仕様のようだ。トランス本体には特殊分割巻きのEIコア型を採用。ケースにはアサダザクラ材を使用するとともに、フローティング構成として不要共振を抑えている。

トランスとしてはレンジが広く、レスポンスが平らで冷静な対応力を見せる。ピアノの高域にも詰まった感触がなく、広い帯域で伸びやかだが、同時に芯のしっかりとした密度の高い質感も際立っている。解像度にも優れ、強音や低音部でも混濁することが全くない。

室内楽は弦楽器の質感がぎゅっと締まってしかも艶やか。表情にもうひとつゆとりも欲しいところだが、カートリッジとのマッチングに委ねたい。オーケストラでは高度な解像力を示し、瞬発力も十分。空間もよくほぐれて広々とした再現である。

(井上千岳)

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