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DENON
DCD-SX
(SXシリーズ)
¥800,000(税抜)
新フラグシップSACD/CDプレーヤー“SXシリーズ”
オーディオ銘機賞2009 ≪銀賞≫受賞モデル
【SPEC】●再生周波数特性:SACD/2Hz〜50kHz(-3dB)、CD/2Hz〜20kHz ●SN比:SACD/120dB(可聴帯域)、CD/120dB ●ダイナミックレンジ:SACD/118dB(可聴帯域)、CD/100dB ●高調波歪率:SACD/0.0005%(1kHz、可聴帯域)、CD/0.0015%(1kHz) ●サンプリング周波数:SACD/2.822MHz、CD/44.1kHz ●デジタル音声出力:同軸×1、光×1 ●デジタル音声入力:同軸×1、光×1 ●アナログ音声出力: XLR×1、RCA×1 ●DENON LINK:1系統(3rd/2nd切り替え可)●消費電力:30W ●外形寸法:457W×150H×416Dmm ●質量:26.4kg
※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。
デノン最新かつ最高級のCD/SACDプレーヤーシステム
本機は、デノンの最新かつ最高級CD/SACDプレーヤー。これまでのトップモデルDCD-SA1を凌駕するドライブメカニズムとエレクトロニクスを内包する。プリメインアンプのPMA-SXと同時発売された。
7kgに及ぶドライブメカニズムは高精度、高制振、低重心化が徹底され、ベース部は鋳鉄製でトレイは裏面に銅板が貼られたアルミダイキャスト製である。とにかく凝りに凝った作りだ。
エレクトロニクスはさらなるハイビット/ハイサンプリング化が実現。最新の32bit/192kHzのDACを採用。しかも、左右chごとにモノモードで使用した差動バランス回路で構成されている。これに伴ってデノンのオリジナルのCD再生時の高音質化技術「ALPHAプロセッシング」も画期的に進化。これまでのAdvanced AL24プロセッシングから「Advanced AL32 プロセッシング」になっている。
肝心のクロック系のこだわりも強烈で、発振回路をモジュール化し、水晶振動子は70〜80度に安定化した恒温槽に収容され、±0.5ppmの安定度を確保しているという。2個の電源は強固なベース上にマウント。SACDはDSDのダイレクト。デジタル入力を装備。同出力と同様にRCA/TOSに対応する。オーディオ出力はRCA/XLR。CDの微小レベルの変換精度・SN比は十分高度。MP3、WMAには対応していない。音は分解能、透明度、SN比など高水準。弱小音のきめ細かさは流石である。両面銅箔厚70μmのオーディオ回路基板もあって広帯域で揺るぎがない。SACDも音像イメージが曖昧にならない。なお、SACDマルチchの再生は同社のAVサラウンドアンプとの組み合わせで独自の「DENON LINK(3rd)」で伝送ができる。
(text:藤岡誠)
- Phile-webニュース【デノン、新フラグシップSACD/CDプレーヤー“SXシリーズ”を発売 − 32bit対応DACや新ドライブメカを搭載】
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- 製品批評 2008年12月17日号(12/10発行) デノン最新かつ最高級のCD/SACDプレーヤーシステム
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