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HA-FXC51

VICTOR
HA-FXC51

¥OPEN(予想実売価格4,000円前後)

発売:2010年6月上旬
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「カーボン振動板搭載マイクロHDユニット」採用のカナル型イヤホン

【SPEC】●形式:ダイナミック型 ●再生周波数帯域:10Hz~24,000 Hz ●出力音圧レベル:102dB/1mW ●最大許容入力:150mW ●インピーダンス:16Ω ●質量:4.4g

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

“トップマウント構造”による高音質を追求したシリーズのスタンダードモデル

超小口径のマイクロHDユニットをイヤープラグの先端に配置して、耳の中に入れてしまうという「トップマウント構造」を採用した“HP-FXC”シリーズは、近年のイヤホンの中でも手法の独創性において特に印象的な製品だった。本機はその進化型モデルにあたる“HA-FXC”シリーズのスタンダードモデルだ。トップマウント構造による良好な解像感、音漏れが少なく遮音性に優れ、装着感の軽さなどの優位点を継承しつつ、随所を磨き上げた製品となっている。

まず手にしてすぐに気付くのが、ハウジングがアルミ製になったことだ。制振性の高さという音質的な利点はもちろんあるし、落ち着いた外観デザインの魅力も増した。ハウジングから伸びるイヤーサポート部分は美しいカーブを描く形状になり、これも装着感とルックスの両方を高めている。耳に当たる部分にラバーを配してあるのは、前モデルから引き継ぐ装着感向上への配慮だ。

細かなところではケーブル長が前モデルでは80cm+延長だったところ、本機は延長なしで120cmになっている。延長ケーブルを利用しないでよい範囲が広まったことは歓迎したい。

内部的にも、心臓部であるマイクロHDユニットのアップデートが行われている。振動板がカーボンに変更されたことがポイントだ。剛性を高め、特に低域の再現性を向上させているとのことである。

超小口径とはいえダイナミック型ユニットならではの自然な力感を備え、ウッドベースの低いポジションでもその厚みや重みを損なわないどころか、強く引き出す。音色はよく弾み、フレーズのリズミカルさを引き立たせる。

音のバランスとしては強力な低域が目立つが、耳を向ければ高域方向もシンバルのタッチの抑揚を描き出すような繊細さを備えて、充実している。カーボン振動板と聞いて硬い音色を想像してしまっていたのだが、シンバルはむしろ柔らかくしなやかな音色。

ヘンドリックスのギターも中域を軽く抜いてストレートに届く。エレクトリックベースのくっきりとした線、ドラムスをあまりタイトにせずふくよかに響かせるのも好印象だ。

強烈な高性能は主張しないが、太い低域という強みを持ち、装着感や遮音性との高次元でのバランスをさらに高めた、魅力的な進化である。

(text:高橋敦)

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