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X-FS7DV

PIONEER
X-FS7DV (アイディ)

\OPEN(予想実売価格60,000円前後)

発売:2004年6月中旬
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DVDプレーヤー搭載ミニコンポ “アイディ”シリーズ

【SPEC】
<本体部>
●外形寸法:320W×86H×275Dmm ●質量:3.5kg ●入出力端子類:アナログ入力2、アナログ出力1、光デジタル入力1、光デジタル1、D2映像1、S映像出力1、映像出力1
<スピーカー部>
●外形寸法:120W×229H×120Dmm(スタンド使用時) ●質量:1.0kg(スタンド使用時)
<パワード・サブウーファー部>
●外形寸法:142W×282.5H×318Dmm ●質量:6.5kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

「アイディ」シリーズのAVミニコンポ。上位機の「X-FS9DV」と同様、FM/AMレシーバーも装備したオールインワンタイプである。

外観が酷似しているX-FS9DVと異なるのは、まずスピーカーが2ウェイではなくシングル構成になったことだ。本体部とサブウーファーをケーブル1本で結ぶこととか、電源ケーブルやスピーカーケーブルをサブウーファー側に結線する方式はまったく同じだ。これで、サブウーファーの配置を工夫すると、ケーブルを目立たせない設置が可能になるわけだ。

もうひとつの違いは、バーチャルスピーカー機能が「ドルビー」ではなく「Tru Surround」になっていることだ。これはSRSラボ社の方式だが、バーチャル技術としてドルビー社も認知している。

上位機ほどの解像感や質量感はのぞめないが、軽薄に流れない正攻法の音作りである。やや誇張気味のバーチャルサラウンドの効果は独自の魅力であり、スピーカー周囲の壁反射を活用すると、案外充実した映画の音が楽しめる。明快にして濃いフィルム調が味わえる画質は上位機と同等。

(吉田伊織)