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FinePix F10

FUJIFILM
FinePix F10

\OPEN(予想実売価格50,000円前後)

発売:2005年3月12日
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ビジュアルグランプリ2005SUMMER ≪銅賞≫受賞モデル

【SPEC】●有効画素数:630万画素 ●撮像素子:1/1.7型スーパーCCDハニカムHR、原色フィルター採用、総画素数663万画素 ●記録メディア:XD-ピクチャーカード(16MB〜1GB) ●レンズ:フジノン光学式3倍ズームレンズ、f=8.0mm〜24.0mm(35mmフィルム換算、36mm〜108mm相当)、F2.8〜F5 ●液晶モニター:2.5型TFTカラー液晶モニター、約11.5万画素(視野率約100%) ●電源:充電式バッテリーNP-120(リチウムイオンタイプ/付属) ●本体外形寸法:92.0W×58.2H×27.3Dmm(突起部含まず) ●本体質量:約155g(バッテリー、XD-ピクチャーカード含まず)

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

最高感度ISO1600の高画質で手ブレ・被写体ブレを大幅軽減

デジカメユーザーの失敗経験や不満を分析したフジフイルム。そこから導き出された「暗い場所での撮影がうまくいかない」「手ブレする、ボケてしまう」といった声に対し、「超高感度」という回答を突きつけたのがこのFinePix F10だ。

同社の長年にわたるカメラ開発のノウハウを生かし、ISO1600の超高感度を実現した。あわせて、新開発の画像処理技術「リアルフォトエンジン」を搭載することにより、630万画素という高画素でありながら、ノイズが抑制された高画質を、誰もが簡単に手に入れることを可能とした。

実際の撮影でも、ノイズ感が気にならず、手ブレ、さらには被写体ブレまで抑えることができる。フラッシュをたかなくても、薄暗い室内や屋外で、見たままの雰囲気を活かした撮影が楽しめる。赤ちゃんやペットの撮影でも、フラッシュで驚かせることがないから、ごく自然なやわらかな表情をそのまま写真として切り取ることができる。

さらに、1回のフル充電で500枚の連続撮影を可能とした。各社新製品では省電力化を謳う傾向にあるが、そこでもヒケをとらないトップレベルの水準となる。旅行や外出先でバッテリー切れを気にしなくても済むのは大きなメリット。液晶は大型2.5インチを採用。屋外での使用を考え、明るさの切り替えができる。

東京ディズニーランドで、夜のシンデレラ城をバックに人物撮影するテレビCMもお馴染みだが、メーカーには、「実際に東京ディズニーランドに行って、同じ条件で同じキレイな撮影ができた」というF10購入者からの声が寄せられているという。

(text:Senka21編集部)