|
表紙デザイン:大前英史デザイン室 フォト:馬場道浩
「季刊・analog」は3、6、9、12月の15日発売です。 |
■お詫びと訂正
『季刊analog vol.49』におきまして、以下の誤りがありました。読者の皆様、関係各位にお詫びするとともに、ここに訂正をさせていただきます。
●174ページに記載されておりますハン・ベニンク、豊住芳三郎の『DADA
打、打』のレビューにつきまして、執筆者クレジットに誤りがございました。正しくは「生島 昇」となります。
『季刊・analog vol.49号』刊行にあたって
「こだわり」は人生を豊かにする
いま、世間では「アナログ感覚」の象徴となる「レコード」に高い注目が集まっています。これは、世の中の多くの事柄がクラウドという手元に実態のないものへ移行するなかで、趣味の世界にあっては、「モノ」という実態を伴った「深いこだわり」の世界への関心が高まっていることを示唆しています。
また、現在における「レコード再生」は決してノスタルジックなものではありません。音楽再生がデジタルとなって以降も着実に技術革新が行われ、以前からは想像も出来なかったような音体験を可能としています。本誌では、こうした「ヒト」のこだわりによって実現する、アナログ感覚の魅力を徹底的にご紹介しています。
今号では、いまも進化を追い求め「アナログレコード再生を極める」レコード再生ブランドの顔となる音の匠、技術者達の物語を特集として企画しました。また、レコードの醍醐味、使いこなしを味わう企画や、「ものづくり」に携わる匠の世界に迫る連載「美の匠」など、「モノとヒトとの関わり合い」をテーマとした内容が満載です。レコードの深いこだわりと魅力の世界へ、ますますパワーアップする『季刊・アナログ』誌49号をぜひお楽しみください。
analog49号の目次はこちらから
画像をクリックして拡大
日本ジャズ界の大物に迫る!人気企画
ピットインインタビュー第36回
ジョージ大塚さん
「ドラムを始めた時、そしてピットインとの永い関係」 (前編)
間もなく50周年を迎える名門ライヴハウス「ピットイン」。その歴史と数多くのミュージシャンとの関わりを知る連載企画。今回と次回の2回にわたっては、ドラマーのジョージ大塚さんが登場します。前編では、生い立ちからドラムに目覚めたきっかけ、国内外のさまざまなミュージシャンとの出会い、ピットインとの深い関係などを中心に語っていただきました。
画像をクリックして拡大
PIT INN 50周年記念
PIT INNで収録された名盤達と記念コンサート開催
ぜひ、アナログレコードで聴いてほしい『PIT INN』での名演を収録した名盤達のご紹介と、記念コンサート開催についてご案内します。
特別インタビュー
仲井戸 麗市さん和久井光司
古井戸、RCサクセション、ソロなどで活躍してきた日本のロック界屈指のシンガー・ソングライター/ギタリストが、45周年メモリアル・イヤーに、64歳になった気持ちを伝える注目の弾き語りなどを含むオリジナル・ソロ・アルバム『CHABO』をリリース。その想いや曲作りについてインタビューしました。
画像をクリックして拡大
レコード悦楽人登場!
村井誠三さん 田中 宏さん 木曽謙光さん
特集
〜新しい音の開拓者達〜
レコード再生ブランド part1
レコード盤の進化を求め続ける 「音の開拓者」達の想いを訊く
LUXMAN/Phasemation/TechDAS/AUDIO NOTE
DS Audio/MY SONIC/ViV LABORATORY/SAEC
石原 俊/井上千岳/貝山知弘/角田郁雄
いまふたたび、大きな注目を浴びているレコード再生。30cmの円盤に針を置いて再生するという行為は、それだけで音楽の時間をより充実したものとしてくれます。回転するさまなど目で見える要素の全てが音に直結することもレコード再生の大きな特徴ですが、そこには実に深いこだわりと、開発者達の想いが隠されています。そこで今回は、このデジタル最盛期ともいえる現在にあって、レコード再生の境地へと挑みつづける「音の開拓者」達を訪ねました。いずれのブランドにも共通するのは、「レコードにはまだ聴いたことのない音が入っている」という想い。その背景にある物語をご紹介いたします。
画像をクリックして拡大
画像をクリックして拡大
厳選!至福の銘品・音の五つ星物語
至福のひと時を約束する銘品たち★★★★★
ここでご紹介するのは、アナログ関連機器を中心としたいま話題の製品のなかから、不変の魅力をたたえたもの、あるいは魅力的なストーリーがあるもの、さらにはマイルストーン的な製品という条件で、厳選したモデル達です。アナログと音楽との大切な時間をともに過ごす仲間として最適な「音の五つ星」。“こだわりをより深く”をテーマに、それぞれの深い物語をお届けします。今回は、続々と新登場する新型アナログプレーヤーと注目の新ブランドのアンプなどを試聴レポート。詳細はぜひ誌面で!
- REED Reed 3P井上千岳
- BERGMANN Magne鈴木裕
- PEAR AUDIO Kid Thomas角田郁雄
- ORACLE Delphi MkY Gen-2井上千岳
- AMAZON GRAND REFERENZ+Durand Tonearms KAIROS井上千岳
- ACCUPHASE A-47石原 俊
- OCTAVE V 80 SE藤岡 誠
- AAVIK U-300石原 俊
画像をクリックして拡大
画像をクリックして拡大
特別レポート/注目製品
「ORTOFON/最高峰トーンアームが発売へ」炭山アキラ
「MOON/待望のフォノイコライザーが登場」鈴木 裕
「PS AUDIO/最新の技術と新しいアイデア、いまだからこそ完成した注目機」石原 俊
「ACOUSTIC SIGNATURE/アナログプレーヤーが日本上陸」石原 俊
「TRANSROTOR/アナログプレーヤーZET-3を聴く」石原 俊
「ACCUPHASE/C-3850、C-37でアナログを楽しむ」鈴木 裕
「TAD/ウェルフロート構造のオーディオボードを発売」
「DIASOUL/スピーカーDIASOUL i試聴会開催スケジュールが決定」
「GT SOUND/最新世代ユニット登場! GT“ゴジラ”の第二幕が幕開け」石原 俊
「ESOTERIC/セパレートアンプ2つのラインアップの魅力」石原 俊
「ACCUSTIC ARTS/最新モデルとフラッグシップ機」石原 俊
「THE CHORD COMPANY/最高峰コードミュージックの魅力」福田雅光
「ZONOTONE/Silver Granster AC-1001αをフォノケーブルに使う」炭山アキラ
「QUALIA & COMPANY/モノブロックパワーアンプDOGMA 600を聴く」鈴木 裕
「SOUNDBASIS/フルレンジユニット755Aが登場」炭山アキラ
特別レポートのコーナーは、本誌がいま注目する話題のアイテム達の魅力をじっくりとレポートする企画です。読者アンケートでも注目度の高い製品や、取り上げて欲しいという要望の多かったテーマなど、こだわりのアナログファンの方々に向けてその深い魅力を毎号お届けしています。
画像をクリックして拡大
連載第2回
美の匠
銭湯絵師 中島盛夫
「造形美」「伝統美」「機能美」など、こだわりのものづくりに携わっている「匠」に、「美」への挑戦と、日本における「ものづくり」へ打ち込む情熱を語っていただく連載。前回の『江戸切子』に続き、第2回目は『銭湯絵師』にフォーカスします。日常の生活のなかで開放感とリフレッシュのできる癒やしの場である銭湯。いまやその数を減らしていますが、その壁にペンキで、荘厳かつ気持ちの良い富士山画を描ききるのが、銭湯絵師です。今回その現場を訪ね、画く現場を特別にレポートいたしました。
画像をクリックして拡大
連載 アナログを磨こう!
「クリーニングマシンの選び方のポイント」炭山アキラ
レコードクリーニングを行うにあたり、いま注目されるのがクリーニングマシンの存在です。なぜ、多くの人がクリーニングマシンを重宝するのでしょう。決して、手間を惜しんで機械に頼るということではなく、大切なレコードやカートリッジを長く愛用するために、クリーニングマシンが大きな役割を果たします。今回は、さまざまな方式や価格帯が存在するクリーニングマシンならではの効果と魅力をご紹介します。
画像をクリックして拡大
アナログメンテナンス情報 「カートリッジ針の修理・修復」案浦修治
「ANALOG RELAX/新機軸の静電気除去ブラシが登場」田中伊佐資
「HANNL/クリーニングマシンの魅力を体験」田中伊佐資
好評連載⑧「菅野沖彦 ピュアオーディオへの誘い」
人間の感動に根づいたピュアオーディオの楽しさと本質、そして奥深さを熱く語る、菅野沖彦氏からのメッセージです。オーディオの多様化が進むいまこそ、耳を傾けたい貴重な内容を満載しています。
画像をクリックして拡大
analog倶楽部
全国のアナログショップを紹介
画像をクリックして拡大
アナログを楽しめるお店 「record bar 33 1/3rpm」和久井光司
好評連載
- もうひとつのビンテージオーディオ
「黒くないMcIntosh、2モデルを聴く」田中伊佐資
- キヨト・コレクション「B&O/Beomaster1000」
- オープンデッキに夢中「STUDER A-810とTASCAMの22-2を聴く」小林 貢
- Cassette Tape オーディオの魅力
「往年のジャズ音源をカセットで」炭山アキラ
究極の機能美とマニュアル感覚
『いまこそクラシックカメラを楽しもう』 イタリア編③根本泰人
画像をクリックして拡大
他誌では読めないマニアックな視点と懇切丁寧な内容、実際のカメラの写真を掲載して大好評の「クラッシックカメラ企画」。今回は、「イタリア編」の3回目。イタリアで誕生してきた貴重で珍しい4つのカメラブランドと、ユニークで美しいその代表機種を順次ご紹介していきます。
- 「ウイスキー、くつろぎの時46」土屋守
- ウイスキーニュース/イベント
アナログレコードを100%楽しむための情報&コラム
- 方形の宇宙・アナログレコードの魔力江夏俊太郎・松井 巧・武田清一
- 今宵はアナログで。第21回
〜中塚昌宏 邸でアナログを聴く寺島靖国
- 「話題のニューディスクレビュー」
生島 昇・石原 俊・炭山アキラ・小林 貢・田中伊佐資・土方久明・前泊正人・和久井光司
- “レコード”を生業とする者たち和久井光司
〜第13回 池袋 だるまや 萩原貴久 氏
画像をクリックして拡大
- 第4回 いまこそ甦る SPの真髄郡 修彦
- 「レコードの奥義を極める」第34回菊田俊雄・篠田寛一
- 「プロデューサーのこだわり街道」和元彦
- 「オクタヴィアレコードがアナログレコードを作った!」山之内 正
- 「スイメイレーベルからジャズCDが発売」福田雅光
- 「アナログ関連機器 新製品試聴レビュー」
- 「アナログ新製品アクセサリー」
ほか、情報満載!
本体価格1,472円 定価1,590円(税込)/ A4変形判、頁数:約210ページ
|