2月17日発売号は売り切れ必至、即予約

読者の皆様、お待たせいたしました。3年前の101号付録として添付して以来、ご要望の多かったDTSデモディスク(DVD)が、2月17日発売の「月刊AVレビュー3月号・特別付録」で帰ってきます。もちろん最新版の「ナンバー9」です。

前回も、発売と同時に売り切れ店が続出、在庫切れとなりました。いますぐお近くの書店でご予約をお薦めいたします(特別定価となります)。

DTSデモDVDはマニア垂涎のアイテム

ご存知、DTSは映画の音声フォーマットのひとつで、ハリウッドの主要な映画製作スタジオのほぼ100％がDTSデジタルサラウンドでリリースし、全世界2万5000館を越える映画館で使用されています。また昨年、次世代ディスクフォーマットの2種、ブルーレイディスクとHD DVDの標準音声フォーマットのひとつとして選ばれたことも、記憶に新しいところです。

今回付属するDTSデモディスクのジャケット	�	ジャケット裏面

DTSデモディスクは、米国DTS社(デジタル・シアター・システムズ社)が年1回制作するDTSサラウンド音声のデモのためのDVDソフトです。ハリウッドスタジオと親密な同社らしく、いわゆる予告編ではなく、最新ヒット映画の本編の一部(2分〜5分程度)が収録されます。また、公開直後の最新作品が収録されることもあるため、AVファンにひじょうに人気のあるディスクです。これまでも『タイタニック』や『グラディエーター』、『ムーラン・ルージュ』、『ジュラシック・パークIII』、『プライベート・ライアン』等が収録されてきました。米ラスベガスで毎年開催される展示会、CES(コンシュマー・エレクトロニクスショー)の同社ブースで参加者にプレゼントされるプレミア品として有名です。

気になる最新版は片面2層ディスク

パッケージ、リーフレットもそのまま付いてきます！

さて気になる最新版の内容ですが、DTSデモディスク初の片面2層になる予定。つまり収録内容が多くて濃いということ！

メインメニューに映画8作品9シーンと、音楽ビデオ2作品。サブメニューに音楽4作品(音声のみ)と、スウェーデンラジオで放送されたDTS音声のラジオドラマが収録されています。もちろんフォーマットは、dts-ESあり、dts96/24ありでサラウンド体験を存分に楽しめる内容になっています。具体的なタイトルは別掲のタイトルリストをご覧ください。

アカデミー作品賞は勿論日本映画も初収録！

まず、通常のdts5.1chで『キル・ビル Vol.1』』と、『キル・ビル Vol・2』。タランティーノ監督作品で、あの「ゴーゴー夕張VSザ・ブライド」のシーンが入っています。また、色彩豊かな『英雄〜HERO〜』からは2シーンを収録。dts音声だけでなく、映像もスクイーズ収録している本ディスクの魅力を堪能できるはず。
ウィル・スミス主演の『アイ，ロボット』は、国内DVDが2月4日発売なので、まさに最新作。デモDVD映像を見たら、DVDショップに走り出すこと請け合いです。

これまでもDTSデモディスクにはアカデミー作品賞受賞作が収録されてきたので、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」は、当確といったところでしょうか。今回はDTS-ES6.1chディスクリート収録です。そして注目はDTSデモディスク初収録の日本映画「イノセンス」。全世界でプロモーション使われる本ディスクですから、イコール世界に認められたということ。

ほかにも『デイ・アフター・トゥモロー』、『マスター・アンド・コマンダー』といったヒット作の名場面も収録です。

音楽ビデオは、DTS96/24で、ブルー・マン・グループの「シング・アロング」を収録。かつてインテル社の「ペンティアム4」のCMに出演。黒タイツに、顔や手を青く塗ったパフォーマンスで強烈な印象を残した彼らです。クリスタル・メソッドは、DTS-ES6.1chディスクリート収録です。