フォーマットに秘められた本質とは?
世界初の試みも行った注目号
「ハイレゾ」が大きく盛り上がる昨今。
いま音楽ファンが手に入れることができるハイレゾ音源は、96kHz/24bitや192kHz/24bit、DSDなど「これまでのCDを超えた」と形容されるスペックを持つ音源たちとなっております。その数は急速に増えており、音楽ファンには嬉しい時代が到来しているといえるでしょう。
その中にあって、キーワードとなっているのが「PCMとDSD」。
今回は、これらフォーマットがどういうものであるのかという基本に加え、音楽再生環境、さらに音楽制作環境にいたるまで、広い視野でこの「PCMとDSD」を解説しております。
さらに毎回恒例となった特別付録「録り下ろしハイレゾ音源」では、雑誌付録として世界初の試みとなるDSD 11.2MHzマルチトラックレコーディング音源を用意!
随所に音楽の「いまとこれから」を満載した一冊となっております。
※こちらのフォーマットからもアンケートにご回答いただけます。
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今回もトップクラスのミュージシャンの演奏を真空パック!
雑誌付録として世界初となるDSD11.2MHz音源は超注目!
毎回、大きな反響をいただいている録り下ろしハイレゾ音源。今号は恒例のPIT INN LIVEのほか、T-TOC RECORDS録音による注目の若手ジャズピアニストの音源、そしていま大きな話題を呼びつつある次世代フォーマット、DSD 11.2MHzの音源をiFIオーディオのサポートにより世界で初めて雑誌付録とすることが実現いたしました。音源そのものの魅力だけではなく、今後の音楽制作/再生の可能性まで見据えた超充実の内容となっております。
- 雑誌付録として世界初! 実力派テクノポップユニット「TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND」の描き下ろしDSD 11.2MHz音源
録音環境も整いつつあり、近頃大きな話題を呼んでいるDSD 11.2MHz。運用が始まったばかりとなるこの未知なるDSDフォーマットの音源はまだまだ前例が少ないものですが、なんと今回のNetAudio誌にて、雑誌付録としては世界で初めてとなるDSD11.2MHz音源を収録することが実現いたしました。
この貴重なレコーディングに挑んだのは、オリジナルアルバムからアニメ劇伴まで、幅広い楽曲を手がける実力派テクノポップユニット「TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND」(テクノボーイズ・パルクラフト・グリーンファンド)。エンジニアにはYMOや大貫妙子など、数々のビッグネームを手がけたことで知られる寺田康彦氏を迎え、アナログシンセならではの豊かな倍音を極限までデジタルで収録すべく挑んだ超実験的な企画となります。
収録された「visible invisible」はこのレコーディングのためだけに書き下ろされた楽曲であることに加え、テクノポップとしてはおそらく史上初となるDSD 11.2MHzマルチトラックレコーディング作品と注目だらけの本作。iFIオーディオをはじめとして今後対応機器も増えてくるであろうこの次世代スペックの可能性を、制作秘話も合わせてお楽しみください!
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- 恒例企画、PIT INN LIVE「TRILOGY LX featuring ジオ・グイド」
毎回、実力派ミュージシャンの演奏をハイレゾクオリティで真空パックしてお届けしているPIT INN LIVE。今回の収録ミュージシャンはTRILOGY LX featuring ジオ・グイド。世界的な評価を獲得するパーカッショニストのヤヒロトモヒロ、日本のアフロ・アメリカンシーンをリードするベーシストのグレッグ・リー、そしてモナコ国際ジャズソリストコンクールにてベストソリスト最優秀賞を受賞したほか、世界各国で数々の実績を誇るギタリスト、ジオ・グイドというそうそうたる面々によるユニットが新宿PIT INNで行ったライヴをハイレゾでレコーディングいたしました。
世界レベルの演奏テクニックと圧倒的なグルーヴを聴かせるサウンドは必聴です!
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- ティートックレコーズ録音作品、オーストラリアで最も革新的なピアニスト「ショーン・フォラン」
これまで数々の高音質作品をリリースし、音にこだわる音楽ファン達から高い評価を獲得しているティートックレコーズ。その透明度の高い録音もさることながら、昨今では世界中から次世代を担うミュージシャンを見つけ出し作品をリリースするなど、その勢いはとどまるところを知りません。今回の付録音源に収録されたのは、オーストラリア人ピアニスト、ショーン・フォラン。ティートックスタジオにて観客を前にして録音するという、ライヴ録音とスタジオ録音の異なる2要素を盛り込んで収録された本作は、その現場のリアリティと緊迫感、そしてショーンならではの世界観を見事に引き出した音源へと仕上がっております。
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ハイレゾ聴くなら知っておきたい!
「PCMとDSD」の違いから紐解くフォーマットの話
ハイレゾ音源が高い注目を集めている昨今。高音質配信サイトもその数を着実に増やしているほか、音源の数も飛躍的に増えているなど、ハイレゾを巡る動きはなお一層加速を見せています。そのようななかで目に付くのが、192kHz/24bitといったPCM音源とDSD音源が混在しているということ。漠然とは分かっていても、それらフォーマットにまつわる現状についてはなかなか見えづらいというのが現状です。
そこで今回の特集は、こうした音楽フォーマットの現在、そしてこれからを解説した特集「PCMとDSD」をご用意いたしました。
そもそもスペック的な違いはどこにあるのか、音楽的表現力はどのようなものなのか、音楽を作る観点からみたフォーマットとはどういうものなのかなど、日々読者の皆様からいただいているご質問にもお応えする形で「音楽フォーマットのいまとこれから」を徹底的に解説しております。
正しい知識は、今後の音楽リスニングをより楽しくすることは必至。必見の特集へと仕上がっております。
●主な内容
■フォーマットの仕組みにみるPCMとDSDの違い
■いまDSDが盛り上がっているのはなぜか?
■PCM音源が主流となっている理由
■今後、フォーマットはどのように進化するのか?
■ネットワークオーディオにおけるDSD再生のいま
■DSD対応再生ソフトウェア、徹底比較
■DSDの新たな可能性、11.2MHzを考える
■フォーマットに秘められた本当の意味とは?
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ネットオーディオ時代のグレードアップ術
「デジタルで音は変わらない」と言われていたCD登場時。しかし30年あまりが経過したいまでは、さまざまなデジタルケーブルやアクセサリーが登場し、音楽ファンからも確かな支持を集めています。逆に、ハイレゾ時代となったからこそ、USBケーブルやLANケーブル、周辺アクセサリーにいたるまで、実にさまざまな製品が登場し話題を呼んでいます。
本項ではそうした状況を踏まえ、なぜデジタル分野においてケーブルやアクセサリーで音が変わるのかを考察。その上で定番から最新まで、ネットオーディオ関連ケーブル/アクセサリー22モデルを一斉試聴。そのサウンドの違いをレポートしております。
また、音楽制作や高音質配信、そしてメーカーなど、それぞれの分野の第一線で活躍する人物へ「ネットオーディオ時代におけるアクセサリーについて」をテーマにインタビューを敢行。製品選びだけではなく、さらに良質な音を引き出すためのポイントを知ることができる特集となっております。
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特集「現代の精鋭〜ネットオーディオ・ブランド②」
再生にネットワークやパソコンを用いて音楽を楽しむ「ネットオーディオ」という手法が主流となって以降、これまでのオーディオブランドはもちろんのこと、プロオーディオブランド、PC周辺機器ブランドなど実にさまざまなブランドが市場に参入を果たしました。デジタルの伝送に対して極めて高いノウハウを持つブランド、パソコンならではの問題を解決するノウハウを持つブランド、音を決定づけるアナログ回路に深い経験を持つブランドなど、その独自のテクノロジーのバリエーションが豊富なことも、このネットオーディオ市場の特徴です。
本誌ではそんな多様化する状況にあって、これからのハイレゾ時代にお薦めしたいブランドに迫る「現代の精鋭〜ネットオーディオ・ブランド」を展開。ブランドのポリシーはもちろん歴史的背景、またオーディオシーンへの革新性などを解説しております。
各ブランドが考える理想とそれを具現化するためのアプローチ。良いデジタルオーディオ機器選びにとって、非常に有意義な情報を満載した企画となっております。
●登場ブランド
SONY、PSオーディオ
THE INNOVATION〜ネットオーディオの革新〜
毎号、ネットオーディオ界に大きな革新を示すであろう製品をご紹介する本企画。今回はDSD対応ネットワークプレーヤーとして発売以来大きな話題を呼んでいるマランツのNA8005、高精度なUSB DACと高いヘッドフォン駆動力を実現し、早くも高い注目を集めているパイオニアのU-05、ネットオーディオの火付け役となったRMEのFirefaceシリーズ最新モデルFireface 802、そしてOPPOブランド初となるヘッドフォンシステムHA-1、PM-1をクローズアップ。それぞれの機器に秘められた革新をレポートいたします。
●登場モデル
MARANTZ NA8005、PIONEER U-05、RME Fireface 802、OPPO HA-1+PM-1
注目製品Special Issue
数多くの製品が登場し続けるネットオーディオ市場。しかし、注目すべきモデルは新製品のみには留まりません。本企画ではUSB DAC、ネットワークプレーヤー、NASなど発売されたばかりのモデルや、定番モデルに秘められた魅力をレポート。製品購入の際の決め手となる情報を詳細にお伝えいたします。
●登場モデル
LUMIN「S1」、WEISS「MAN301DSD」、GRACE DESIGN「m920」、MYTEK DIGITAL「STEREO 192 DSD DAC」、ONKYO「DAC-HA200」、JVC「SU-AX7」、ACCUPHASE「DG-58」、GENELEC「G Two + G One」、 MONITOR AUDIO「Silver 10 / Silver 8 / AirStream MA100」
Columun
- 連載第11回 “AudioNext“ 杉山知之
- 連載第11回 “ネットオーディオ・ピュアイズム” 山之内 正
Products
- AIM「確かな技術力に裏づけられたAIM SHIELDIOシリーズ」山之内 正
- INAKUSTIK「ロスのない理想的な信号伝送を追求したデジタルケーブル」炭山アキラ
- QED「老舗ケーブルブランドによるコストパフォーマンスモデル」炭山アキラ
- KEF「2.1chスピーカーシステムでハイレゾをより豊かに楽しむ」井上千岳
- iBasso Audio「日本独自のカスタマイズが施された新ハイレゾプレーヤー」野村ケンジ
- 茶楽音人(Surround)「自然に拡がる音楽を楽しむイヤフォン」野村ケンジ
- 話題沸騰のAudioGate3とDS-DAC-100を体験!
PERSON
- 特別インタビュー 佐渡 裕
- やってみたら面白かった! 鈴木保史さん、森田 稔さん
SHOP
連載
- クリプトンの理論と音「ハイレゾ対応三大ケーブル」
- ネットオーディオ質問箱「ハイレゾ用のプレーヤーとスピーカーとは」他
MUSIC
- 「フライングドッグ」レーベルのハイレゾ音源の配信がスタート!
- 注目ハイレゾ音源レビュー
- 山崎まさよしスペシャルライヴをハイレゾ配信 その舞台裏をレポート
- 最高傑作『刃文』のハイレゾ版がリリース スガダイロートリオ
- ベルリン・フィルが自主レーベルを始動 キーマンが見据える音楽業界の未来
NetAudio特別レポート
- ZOOM「国内ブランド初となるThunderboltインターフェース、TAC-2に秘められたオーディオ的可能性」藤本 健、岩井 喬
- ECLIPSE「ハイレゾ時代に求められる高い基本性能を実現したTD-M1」角田郁雄
- JVC「ハイレゾでもディスクでも音楽を満喫できるウッドコーンシステムの魅力を検証する」鈴木 裕
- dCS「世界最高峰のデジタルシステム、Vivaldiの世界」山之内 正
- ESOTERIC「あらゆるソースを満喫できる真の傑作 K-01X/K-03X」石原 俊
- LINN「AKURATE EXAKT SYSTEM登場」鈴木 裕
- DENON「脈々と受け継がれる技術の結晶、デノン初となるポータブルアンプDA-10」岩井 喬
- LUXMAN「ハイレゾ再生に対応した待望の中核ディスクプレーヤーD-06u」角田郁雄
季刊 Net Audio vol.15/定価1,300円(税込)/平成26年7月19日発売 |
好評発売中
- Net Audio vol.37
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