トリテックから超低損失・高耐電圧コンデンサーの新シリーズ登場
このPLUSシリーズはドイツのI.T.Electronic社が開発したコンデンサーで、2つのコンデンサー部を組み合わせて1つのケースに収めたツインキャパ構造の超低損失、高耐電圧、耐振動に優れたモデルだ。
ポリプロピレンン誘電体に金属蒸着した第1コンデンサー部と約1/2幅に蒸着した電極2枚を平行に配置した第2のコンデンサー部を接続して1体巻きすることによって、誘電体損失(tanδ)を0.00002(SNシリーズの1/4)という超低損失を実現している。
また、コンデンサー部分を石英とシリコーンでモールドしてケースに収め、高耐電圧と耐振動特性の優れた高音質なハイクレードコンデンサーとなっている。
ラインナップとしては、PL 0.10(静電容量0.10μF \900)からPL 22.0(静電容量22.0μF \12,400)の18種類を用意。自作派には嬉しいコンデンサーの登場だろう。問い合わせは(有)トリテックTEL0428(21)5277へ。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)