ケーブルブランド探訪記(STEREOVOX編最終回「hdvx」)

公開日 2004/02/16 08:52
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hdxv \16,000(1mRCA/BNCアダプター付き)
●ステレオヴォックス編の最終回第5回は同社のビデオ/デジタルケーブル「hdvx」をご紹介する。同モデルはミリタリー規格の銀コート銅線を導体とし、テフロン絶縁を施したマルチレイヤー構造を採用し、さらにシールドにもミリタリー規格の銀コート線を用いている。HDTV対応の4GHzのBNCコネクターを装備し、RCA/BNCモジュールも付属するなど対応性の高さも魅力である。また、価格的にも1mで\16,000と他のラインナップと比べお求め安くなっている。ぜひともお試しいただきたい。
同モデルに関しても『オーディオアクセサリー110号』にて井上千岳氏による詳細な音質レポートを掲載しているので、こちらもぜひともご参照いただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

●STEREOVOX(ステレオヴォックス)社の紹介
ステレオヴォックス社は1998年、クリス・ソンモヴィーゴとトニー・デ・アルメイダの二人によって設立された。米国フロリダ州に拠点を置き、オーディオケーブルの開発・生産および、クラシック音楽のレコード制作を手掛けるメーカーである。
クリス・ソンモヴィーゴ氏は1992年、以前の会社であるイルミナチ・エレクトロニクス社にて数々のデジタルケーブルを開発し、その優れた性能が認められ、1996年には米国オーディオ誌『ステレオファイル』の推奨リファレンスコンポーネントに選ばれている。1997年からは世界で最も高い性能と精度を持つアナログオーディオケーブルの開発・設計に着手し現在のステレオヴォックス社の最上位モデルとなっている。
一方の経営者であるトニー・デ・アルメイダ氏はフランスの著名な指揮者であり、音楽学者でもあるアントニオ・デ・アルメイダ氏を父に持ち、本人もオペラ演奏ではバリトンを担当する声楽家として、欧米各地で20年にわたって活躍。と同時にクラシック音楽への深い造詣から、レコード制作とそのエンジニアリングに対しても高い情熱を発揮している。クリス・ソンモヴィーゴ氏と出会ってからは一緒にオーケストラのレコーディングプロデュースを手掛け、国立公共ラジオ(NPR)の音楽番組でオンエアされるとともに、そのいくつかはステレオヴォックス・レーベルとしてリリースされている。

●ステレオヴォックス製品の取り扱い:
オーディオリファレンスインク
TEL:042(574)3185
FAX:042(574)3186

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  • 型番hdxv
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  • 価格\16,000(1mRCA/BNCアダプター付き)