≪インターナショナル2005≫ オルトフォンは新カートリッジで貴重なBLUE NOTE盤を再生

オルトフォンのブースには、カートリッジ、ケーブルともに注目の新製品が登場した。

カートリッジ新製品は「SPU-Synergy」と名付けられたローインピーダンスのモデル。ネオジウムマグネットによる磁気回路を採用した本機は、出力が高く、“ズンとくる重低音”を実現しているという。試聴に使用したレコードは、横須賀在住のコレクターから借り受けたBLUE NOTEで、70年代のオリジナル盤ばかり。SPU-Synergyの高い能力で当時の音をよりダイナミックに再現する。年内発売を目標に生産を行うという。

ケーブルの新製品として同社が力を入れるのは、最上位モデルとなる「Premium Cable」シリーズだ。インターコネクトケーブル「7NX-AIC-X1 Premium」、スピーカーケーブル「7NX-SPK-X1 Premium」、デジタルケーブル「DGI-X1 SILVER Premium」の3種類をラインナップし、年内の発売を予定している。

また、ケーブル「Reference GOLD」シリーズを参考出品。新ハイブリッド導体と独自のQuadra構造を採用したインターコネクトケーブルで、8NX、7NX、6NXの3種類をラインナップ予定だ。価格・発売日ともに未定となっている。


（Phile-web編集部）

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