ヤマハ、「声」の表現を追求したスピーカー新シリーズ“Soavo”を発売
ヤマハ(株)は、“Natural Sound”をコンセプトにした新スピーカーシリーズ“Soavo(ソアーヴォ)”の第一弾モデルとして、「Soavo-1」を9月下旬より発売する。価格は1本189,000円(税込)。
“Soavo”は、優しい、愛らしいを意味する「Soave」と歌声を意味する「Voice」を掛け合わせた造語。“Natural Sound”をコンセプトにした本シリーズは、「声」のリアリティを追求して設計された。また本シリーズは、プロダクトデザイナーに喜多俊之氏を採用している。
Soavo1は、トゥイーター、ミッドレンジユニット、ウーファー2本による3ウェイ4スピーカー構成。声の帯域を担うミッドレンジユニットにこだわり、同ユニットにあわせてトゥイーター、ウーファーが設計されたという。本体カラーはナチュラルバーチ(MN)とブラウンバーチ(MB)の2色を用意している。
ミッドレンジユニットは13cm口径A-PMD振動板を採用。また、SBR発泡ゴムエッジ、高剛性ダイキャストフレーム、エッジワイズ巻きリボン線ボイスコイルなどを組み合わせ、張りのあるクリアな音を実現しているという。
トゥイーターは、接合部のロスを排除したアルミマグネシウム合金製のDC-ダイヤフラムを採用。アルミダイキャスト製のトゥイータープレートに取り付けることでキャビネットからの振動伝達を抑制している。
ウーファーは、ミッドレンジと同素材の16cm径ユニットを2つ搭載。大音量時の共振を抑える高剛性アルミダイキャストフレームや、エッジワイズ巻きリボン線ボイスコイルと大型フェライト磁石との組み合わせによる駆動システムを採用している。
キャビネットは不要共振を抑えるため、平行面のない形状とした。内部には、ミッド/トゥイーター部とウーファー部の間を仕切るスラントパーティションを斜めに配置することで上下の平行面をなくしている。また、側板の鳴きを均一にコントロールするため、バーチカルラダー補強を施している。
ターミナルはバイワイヤリング仕様。シングルで接続する際に使用するジャンパー線は内部配線と同じ材質を用いることで音質の劣化を防いでいる。
また本機は、喜多氏デザインのアルミダイキャスト製レッグを付属。「リビングにスピーカーが浮いている様なイメージ」でデザインを行ったのだという。
本日同社はSoavoシリーズの発表会を都内のカフェで開催。製品説明を行うとともに、歌手のアン・サリーによるミニコンサートも行われた。
AV機器事業部 セールス&マーケティング部の白鳥進氏は、DVD-AudioやSACD、iPodをはじめとするDAP、ネットラジオなどの登場でオーディオの世界が広がりを見せていると同時に、団塊世代が大きな消費者層に加わる傾向にあり、「リビングルームで良い音を楽しみたい」というニーズが高まっていると説明。Soavoは、「人の歌声をリアルに表現する性能」と「リビングにマッチするデザイン」の2つを満たした製品を目指したと語った。
製品概要を説明したヤマハエレクトロニクスマーケティング(株)の堀信二氏は、Soavo設計において、素直な表現を実現する「自然さ」や小さな音でも聴き取れる「高解像度」などに注力したと説明。「Soavo-1は本格的なピュア2chスピーカーとしては13年ぶりの製品」であると語り、同機の詳細を解説した。
歌声の表現にこだわったSoavoの最終調整にはボーカルもののCDが使われたという。その中の1つとして使われたのがアン・サリーのCD。発表会にはそのアン・サリーが登場し、Soavo-1をメインスピーカーに使ったミニコンサートを行った。コンサートは、ギター1本と歌声というシンプルな構成。最終調整に使われたという『胸の振り子』も披露した。
【問い合わせ先】
ヤマハ(株)AVお客様ご相談センター
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
(Phile-web編集部)
“Soavo”は、優しい、愛らしいを意味する「Soave」と歌声を意味する「Voice」を掛け合わせた造語。“Natural Sound”をコンセプトにした本シリーズは、「声」のリアリティを追求して設計された。また本シリーズは、プロダクトデザイナーに喜多俊之氏を採用している。
Soavo1は、トゥイーター、ミッドレンジユニット、ウーファー2本による3ウェイ4スピーカー構成。声の帯域を担うミッドレンジユニットにこだわり、同ユニットにあわせてトゥイーター、ウーファーが設計されたという。本体カラーはナチュラルバーチ(MN)とブラウンバーチ(MB)の2色を用意している。
ミッドレンジユニットは13cm口径A-PMD振動板を採用。また、SBR発泡ゴムエッジ、高剛性ダイキャストフレーム、エッジワイズ巻きリボン線ボイスコイルなどを組み合わせ、張りのあるクリアな音を実現しているという。
トゥイーターは、接合部のロスを排除したアルミマグネシウム合金製のDC-ダイヤフラムを採用。アルミダイキャスト製のトゥイータープレートに取り付けることでキャビネットからの振動伝達を抑制している。
ウーファーは、ミッドレンジと同素材の16cm径ユニットを2つ搭載。大音量時の共振を抑える高剛性アルミダイキャストフレームや、エッジワイズ巻きリボン線ボイスコイルと大型フェライト磁石との組み合わせによる駆動システムを採用している。
キャビネットは不要共振を抑えるため、平行面のない形状とした。内部には、ミッド/トゥイーター部とウーファー部の間を仕切るスラントパーティションを斜めに配置することで上下の平行面をなくしている。また、側板の鳴きを均一にコントロールするため、バーチカルラダー補強を施している。
ターミナルはバイワイヤリング仕様。シングルで接続する際に使用するジャンパー線は内部配線と同じ材質を用いることで音質の劣化を防いでいる。
また本機は、喜多氏デザインのアルミダイキャスト製レッグを付属。「リビングにスピーカーが浮いている様なイメージ」でデザインを行ったのだという。
本日同社はSoavoシリーズの発表会を都内のカフェで開催。製品説明を行うとともに、歌手のアン・サリーによるミニコンサートも行われた。
AV機器事業部 セールス&マーケティング部の白鳥進氏は、DVD-AudioやSACD、iPodをはじめとするDAP、ネットラジオなどの登場でオーディオの世界が広がりを見せていると同時に、団塊世代が大きな消費者層に加わる傾向にあり、「リビングルームで良い音を楽しみたい」というニーズが高まっていると説明。Soavoは、「人の歌声をリアルに表現する性能」と「リビングにマッチするデザイン」の2つを満たした製品を目指したと語った。
製品概要を説明したヤマハエレクトロニクスマーケティング(株)の堀信二氏は、Soavo設計において、素直な表現を実現する「自然さ」や小さな音でも聴き取れる「高解像度」などに注力したと説明。「Soavo-1は本格的なピュア2chスピーカーとしては13年ぶりの製品」であると語り、同機の詳細を解説した。
歌声の表現にこだわったSoavoの最終調整にはボーカルもののCDが使われたという。その中の1つとして使われたのがアン・サリーのCD。発表会にはそのアン・サリーが登場し、Soavo-1をメインスピーカーに使ったミニコンサートを行った。コンサートは、ギター1本と歌声というシンプルな構成。最終調整に使われたという『胸の振り子』も披露した。
【問い合わせ先】
ヤマハ(株)AVお客様ご相談センター
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
(Phile-web編集部)
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