ELACから全ユニットにこだわったフラグシップスピーカー「FS609 X-Pi」が登場

公開日 2007/03/30 18:13
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FS609 X-Pi
(株)ユキムは、独ELACブランドのスピーカー新製品として、フラグシップモデル「FS609 X-Pi」を6月より発売する。価格は2,310,000円(ペア・税込)。

本機は、ELACがこの3年間に開発し高い評価を得てきた3つのユニット全てを搭載した、フラグシップスピーカー。リボントゥイーターに「4PI-Tweeter」、ミッドとトゥイーターを兼ねた同軸型ユニットとして「X-JET Coax」、ウーファーユニットに「180mm LLD」を採用している。

本体上部に装備された4PI-Tweeterユニットは、1984年にVan den hal社によって開発されたリボントゥイーター。本機が搭載した最新バージョンは、磁気回路にネオジウムを採用しており、前モデルに比べて約3倍の高効率化を実現しているという。

X-JET Coaxは、ウーファーの低域とトゥイーターの高域の完璧な繋がりを目指したという同軸型ユニット。高域再生用にJET IIIトゥイーターを採用しており、ハイスピードで低歪み、優れた周波数レスポンスを実現しているという。


X-JET Coax

180mm LLD

ネオジウム・マグネット6枚を放射状に配置
180mm LLD(Long Liner Drive)は、0.2mm厚のアルミ素材とクルトミューラー製のペーパーコーンによるハイブリッド振動板。ネオジウム・マグネットを6枚に分けて搭載することでエアーノイズの低減を実現している。また、短巻線状コイルと均質磁場によるロング・エアーギャップにより、歪みの極めて少ないリニアな動きを実現しているという。

キャビネットは、押し出し成型のアルミニウムとMDFをジョイントしたハイブリッド仕様。MDFを内部でクロスさせることで不要振動の低減を図っている。またキャビネット背面には、4PI-Tweeterのゲインとクロスオーバーの設定を変更できる切り替えスイッチを装備。好みの音に設定して使用することが可能となっている。

キャビネット構造

本体背面のクロスオーバー切り替えスイッチ

【問い合わせ先】
(株)ユキム
TEL/03-5743-6202

(Phile-web編集部)

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