リン、「SNEAKY MUSIC DS」を正式発表 − 本社セールスマネージャーが語るDSの魅力
(株)リンジャパンは、先日発売を予告していた(関連ニュース)ネットワークミュージックプレーヤー「SNEAKY MUSIC DS」を正式発表した。価格は294,000円(税込/設置料別)で、5月に発売する。
14日、LINN本社のセールスマネージャー、スティーブ・クロフト氏が当社を訪れ、本機のデモンストレーションを行った。
ネットワーク経由の音楽データを高品位に再生するDSシリーズは、これまでフラグシップモデルのKLIMAX DS、AKURATE DSが発売されてきた。本機は価格を抑えたベーシックモデルという位置づけ。ただしクロフト氏によると、「SNEAKYは、KLIMAX/AKURATEとは異なり、サブブランドという位置づけ。今後、SNEAKYファミリーとして別バージョンが発売される可能性もある」とのこと。
イーサネット端子から入力した、LAN HDD(NAS)内などに蓄えた音楽データをストリーミング再生することが可能。コントロールプロトコルはUPnPで、同規格に対応したUMPCをリモコン代わりに使用することなどもできる。さらに、「アップルがiPhoneやiPod touch用のSDKを公開すれば、サードパーティーからこれらでSNEAKYを操作できるソフトがリリースされると聞いている」とのことで、これが実現すればさらに便利に使えるようになりそうだ。
サポートフォーマットはWAV/FLAC/MP3だが、今後順次ファームウェアのアップグレードでフォーマットが追加される見込み。クロフト氏によると、「AIFF、アップルロスレス、WMAロスレス、AACの順番で対応していく」という。
音声ファイルの対応ビット数は16/24ビット、対応サンプリング周波数は7.35〜192kHz。海外で増えている高品位な楽曲配信サイトの音源にも対応する。さらに、インターネットラジオ再生機能も備える。
KLIMAX DS、AKURATE DSとの大きな違いは、本体内にアナログ方式のステレオアンプを内蔵したこと。出力は20W×2。KNEKTのルームアンプに搭載したものと同等のアンプだという。なお、このアンプはON/OFFの切り替えが可能で、OFFにすれば高品位なプレーヤーとして使用することもできる。なお、同社では組み合わせ推奨スピーカーとして、KOMPONENTシリーズ、CUSTOM 2K埋め込みシリーズ、KATAN、UNIKを挙げている。
出力端子は、固定/可変の切り替えが可能なライン出力を1系統装備するほか、デジタル出力端子も光/同軸を各1系統装備。またRS-232端子を2系統、RC5アクセサリー端子を備えるなど、ホームネットワークへの対応も万全だ。電源ケーブルは着脱式。
筐体はブラックとシルバーの2種類を用意。また、本体側面の支柱を付け替えることで、横置き/縦置きの両方に対応する。本体前面の、LINNロゴバッジは回転させることが可能で、縦/横どちらでもロゴの向きが変わらないよう工夫している。
クロフト氏は、「近年、PCとハイファイオーディオの境目が無くなってきている。いつでもどこでも、好きな音楽を高品位に再生するという目標のため、我々は3年半の間、DSテクノロジーの開発に一番重きを置いてきた」と、同社のDSシリーズに対する強い意気込みを説明。
また、「我々の特長は、インハウスでハードとソフトを両方開発できるところ。LP12でもCD12でも、我々の製品はソースからできるだけ多くの情報を取り出すということがポリシーだが、このSNEAKY DSシリーズも同じ考えだ」とし、「今後、世界中で様々なライバル機が登場するだろうが、リンとして最も注力するのは音質。パフォーマンスに絶対の自信を持っており、現在も今後も負けることはない」と自信を見せた。
【問い合わせ先】
(株)リンジャパン
TEL/03-5524-0881
(Phile-web編集部)
14日、LINN本社のセールスマネージャー、スティーブ・クロフト氏が当社を訪れ、本機のデモンストレーションを行った。
ネットワーク経由の音楽データを高品位に再生するDSシリーズは、これまでフラグシップモデルのKLIMAX DS、AKURATE DSが発売されてきた。本機は価格を抑えたベーシックモデルという位置づけ。ただしクロフト氏によると、「SNEAKYは、KLIMAX/AKURATEとは異なり、サブブランドという位置づけ。今後、SNEAKYファミリーとして別バージョンが発売される可能性もある」とのこと。
イーサネット端子から入力した、LAN HDD(NAS)内などに蓄えた音楽データをストリーミング再生することが可能。コントロールプロトコルはUPnPで、同規格に対応したUMPCをリモコン代わりに使用することなどもできる。さらに、「アップルがiPhoneやiPod touch用のSDKを公開すれば、サードパーティーからこれらでSNEAKYを操作できるソフトがリリースされると聞いている」とのことで、これが実現すればさらに便利に使えるようになりそうだ。
サポートフォーマットはWAV/FLAC/MP3だが、今後順次ファームウェアのアップグレードでフォーマットが追加される見込み。クロフト氏によると、「AIFF、アップルロスレス、WMAロスレス、AACの順番で対応していく」という。
音声ファイルの対応ビット数は16/24ビット、対応サンプリング周波数は7.35〜192kHz。海外で増えている高品位な楽曲配信サイトの音源にも対応する。さらに、インターネットラジオ再生機能も備える。
KLIMAX DS、AKURATE DSとの大きな違いは、本体内にアナログ方式のステレオアンプを内蔵したこと。出力は20W×2。KNEKTのルームアンプに搭載したものと同等のアンプだという。なお、このアンプはON/OFFの切り替えが可能で、OFFにすれば高品位なプレーヤーとして使用することもできる。なお、同社では組み合わせ推奨スピーカーとして、KOMPONENTシリーズ、CUSTOM 2K埋め込みシリーズ、KATAN、UNIKを挙げている。
出力端子は、固定/可変の切り替えが可能なライン出力を1系統装備するほか、デジタル出力端子も光/同軸を各1系統装備。またRS-232端子を2系統、RC5アクセサリー端子を備えるなど、ホームネットワークへの対応も万全だ。電源ケーブルは着脱式。
筐体はブラックとシルバーの2種類を用意。また、本体側面の支柱を付け替えることで、横置き/縦置きの両方に対応する。本体前面の、LINNロゴバッジは回転させることが可能で、縦/横どちらでもロゴの向きが変わらないよう工夫している。
クロフト氏は、「近年、PCとハイファイオーディオの境目が無くなってきている。いつでもどこでも、好きな音楽を高品位に再生するという目標のため、我々は3年半の間、DSテクノロジーの開発に一番重きを置いてきた」と、同社のDSシリーズに対する強い意気込みを説明。
また、「我々の特長は、インハウスでハードとソフトを両方開発できるところ。LP12でもCD12でも、我々の製品はソースからできるだけ多くの情報を取り出すということがポリシーだが、このSNEAKY DSシリーズも同じ考えだ」とし、「今後、世界中で様々なライバル機が登場するだろうが、リンとして最も注力するのは音質。パフォーマンスに絶対の自信を持っており、現在も今後も負けることはない」と自信を見せた。
【問い合わせ先】
(株)リンジャパン
TEL/03-5524-0881
(Phile-web編集部)
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