<IFA2008:ELAC(1)>クリスタル振動板を採用した最新スピーカーを発表

公開日 2008/08/31 12:18
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IFAの開催地、ドイツを代表するスピーカーブランドであるエラック。昨年登場した、クリスタル振動板を搭載した「BS243」と「FS249」は、日本でも大きな話題を呼んだ。今回、同社から最新スピーカーシステム「FS609 CE」と「330 CE」が発表された。


600LINEに新たに加わる「FS 609 CE」。早くも本国ドイツでは注目を集めている
「FS609 CE」は同社の上位モデルに位置する600LINEの最新モデル。3基のウーファーにはクリスタルラインによる180mmAS-XRコーンを採用し、同社の代名詞であるJET IIIをミッドレンジとして搭載する。トゥイーターには4PI IIを採用。25Hz~53kHzの周波数特性を誇る4.5ウェイのフロア型システムと仕上がっている。サイズは1290H×198/212W×285Dmmで、質量は44kg。


「330 CE」はエラックの定番「330.3 JET」と似た外観を持つ2ウェイシステム
「330 CE」は、エラックの定番モデルでもある「330.3 JET」と同じ形状を持つクリスタルエディション。ウーファーは180mmのAS-XRコーンとLLDドライバーによるもので、トゥイーターにJET IIIを採用する。能率は87dB(2.83V/m)で、周波数特性は40Hz〜50kHzとなっている。サイズと質量は、ともに「330.3 JET」と同一の274H×188W×325Dmm、10kgとなる。

いずれのモデルも日本では今年10月頃に発売が予定されているが、価格は未定。日本でも大きな話題となるに違いない。

(オーディオアクセサリー編集部・浅田)

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