ワーフェデールやクオードなども所有する総合的エレクトロニクスメーカー

ラックスマン、IAG(International Audio Group)傘下に

公開日 2009/12/25 14:02 ファイル・ウェブ編集部
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ラックスマン(株)社長 土井和幸氏
ラックスマン(株)(代表取締役社長 土井和幸氏、本社 神奈川県横浜市)は、12月25日付けで、インターナショナル・オーディオ・グループ(Barnard Chang,Chairman & Michael Chang,President)の一員となり、その経営傘下に入ることを発表した。

インターナショナル・オーディオ・グループは、中国の深センに本社を置き、会長はBarnard Chang氏、社長はMichael Chang氏。開発拠点は本社のある中国以外に米国と英国にも保有。コンシューマー用高級オーディオ製品、プロ用高級オーディオ製品、家電製品、照明器具などを手がける総合的なエレクトロニクスメーカーで、近年、ヨットの分野にも進出している。高級オーディオ機器分野では、ワーフェデール、クオード、など欧州の著名ブランドを所有しており、今回、そこに日本の名門オーディオブランドであるラックスマンが加わることとなった。

ラックスマンの土井和幸社長は、IAGの傘下に入ったことについて、「今後も現在の経営陣は残り、経営体制もかわりない。また、日本国内におけるラックスマン製品の販売・サポート活動には一切変更はない。今回、IAGの傘下に入ったことによって資金面を含めて長期的に安定した経営のバックボーンを確保できることとなり、今後、さらに積極的な商品・営業戦略をとることが可能になった。こだわりの趣味の世界を実現するオーディオ製品の開発・販売・サポートに今まで以上に邁進していく」と語った。 経営基盤を大幅に強化したラックスマンの今後が楽しみだ。

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