音質に自信のコメント

オフィスENZO、声楽家・松平敬がポスプロ作業まで手がけたCD「MONO=POLI」を発売

公開日 2010/01/22 19:26 ファイル・ウェブ編集部
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クラシックレーベルを手がけるオフィスENZOは、気鋭の声楽家・松平敬のデビューアルバムCD「MONO=POLI(モノ=ポリ)」を2月20日より発売する。


MONO=POLI(モノ=ポリ)
松平敬は、2009年に東京オペラシティでシュトックハウゼンの大作「私は空を散歩する」の日本初演を手がけるなど、コンテンポラリー・フィールドでアクティヴに活躍する気鋭の声楽家。「カノン」という音楽のこだま効果をモチーフに選曲・配曲した本アルバムは、同氏自らがDAW(デスクトップ・オーディオ・ワークステーション)システムを使用してポストプロダクション作業まで手がけているというユニークな作品だ。また楽曲だけでなく、本作のジャケットのアートワーク、ライナーノーツや歌詞対訳等も自身で担当しているという。


松平 敬氏 Photo by Alain Taquet
レーベル担当者によると、ホールで大勢の人数を集めて録音を行うのが一般的な声楽作品において、スタジオでテイクを重ねて積み上げるように収録するというのは大変な困難を伴うという。演奏者自身が始めから終わりまで作り上げた作品ということで、そのこだわりの音質も気になるところだが、「マスタリングでしつこくいじり倒した結果、手前味噌ながら恐ろしいくらい完成度が高まりつつある」とのことだ。

完成までの道のりを松平氏らがTwitterでリアルタイム中継するという試みもおこなっているので、気になった方はチェックしてみてはいかがだろうか。


「MONO=POLI(モノ=ポリ)」
レーベル:ENZO Recordings
型番:EZCD-10006
価格:¥OPEN(非再販)
演奏者:松平 敬(歌・多重録音)
収録時間:71分32秒
発売日:2010年2月20日
取り扱い:全国のキングインターナショナル契約店

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