「ODNF3.0A」搭載の純A級プリメインアンプ

ラックスマン、トランジスター式プリメイン“Xシリーズ”「L-590AX」を発売

公開日 2010/09/10 18:07 ファイル・ウェブ編集部
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ラックスマン(株)は、トランジスター式プリメインアンプのXシリーズ第一弾として純A級プリメインアンプ「L-590AX」を10月より発売する。価格は556,500円(税込)。

L-590AX

背面端子部の様子

独自の高音質帰還回路ODNFの最新バージョンをA級化した「ODNF3.0A」を搭載するなどした純A級プリメインアンプ。「ODNF3.0A」では誤差検出部をパラレル化し歪性能を改善している。

電子制御アッテネーターには、「C-1000f」(関連ニュース)を頂点とする同社製コントロールアンプシリーズのために開発された「LECUA」を搭載。音量調節における音質劣化を最低限に抑えたという。

あらゆるスピーカーシステムを力強くドライブできるよう、3パラレル・プッシュプル構成を採用し、定格出力30W+30W(8Ω)を実現。「L-507」(関連ニュース)などと同様にプリ/パワーを分離できるセパレートスイッチを採用し、バイアンプ構成やAVシステムとの共存もできる。

入力された音声信号をスピーカー出力まで最適最短のルートで構成する、新設計のビーライン・コンストラクション採用。また、高いドライバビリティをサポートする低抵抗値の大型スピーカーリレーを2パラレル構成で搭載している。

セレクター・スイッチICはフラグシップ機にも採用しているもので、電源整流回路にはスイッチング・ノイズが少なく直流電圧への変換効率の高い、日本インター製ショットキーバリア・ダイオードを採用。基板配線は音楽信号の流れに配慮し、スムーズな電流伝送を実現するためのラウンドパターンを採用している。また、内部配線は各芯スパイラルラップ・シールドと芯線の非メッキ処理を施した独自のOFCワイヤーを採用した。

シャーシは、シャーシ電流によるアース・インピーダンスの上昇をシャットアウトする、独立コンストラクションのループレスシャーシ構造。入力には、ライン4系統とMM/MC切替のフォノ1系統、バランス・ライン2系統を装備。録音入出力1系統とセパレート入出力1系統も備えている。また、スピーカー出力はA、B2系統を備えAB同時出力も可能。

スピーカー端子はYラグやバナナ端子に対応したインライン(LR同一特性)レイアウトで、RCA入出力端子は、大型のプラグを装着したケーブルにも対応できるよう18mmピッチとしている。

また、外形寸法は同社のセパレートアンプ、およびSACDプレーヤーと共通の横幅440mmを採用。対応CDプレーヤーの操作も可能なアルミ製リモコンと、ノンツイスト構造の電源ケーブル「JPA-10000」などが付属する。

【問い合わせ先】
ラックスマン(株)
TEL/045-470-6991

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  • ジャンルプリメインアンプ
  • ブランドLUXMAN
  • 型番L-590AX
  • 発売日2010年10月
  • 価格¥556,500(税込)
【SPEC】●定格出力:30W+30W(8Ω) ●入力:ライン×4、フォノ(MM/MC)×1、バランスライン×2 ●録音入出力:ライン×1 ●セパレート入出力:ライン×1 ●消費電力:280W(電気用品安全法) ●外形寸法:440W×193H×463Dmm(前面ノブ20、背面端子37含む) ●質量:28.2Kg