全9製品をラインナップ

KEF、スピーカー「iQシリーズ」をリニューアルした「Qシリーズ」を発売 - 最新UniQを搭載

公開日 2010/09/15 11:36 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

Q900
KEF JAPANは、英KEF社のスピーカー「iQシリーズ」を大幅にリニューアルし「Qシリーズ」として9月下旬より発売する。

<フロアータイプスピーカー>
・「Q900」2.5ウェイ3ドライバー ¥207,900(ペア・税込)
・「Q700」2.5ウェイ3ドライバー ¥161,700(ペア・税込)
・「Q500」2.5ウェイ3ドライバー ¥116,550(ペア・税込)
<ブックシェルフタイプスピーカー>
・「Q300」2ウェイ2ドライバー ¥69,300(ペア・税込)
・「Q100」2ウェイ2ドライバー ¥57,750(ペア・税込)
<センタースピーカー>
・「Q600c」3ウェイ3ドライバー ¥70,350(1本・税込)
・「Q200c」3ウェイ3ドライバー ¥47,250(1本・税込)
<ダイポールスピーカー>
・「Q800ds」3ウェイダイポール2ドライバー ¥94,500(1本・税込)
<パワード・サブウーファー>
・「Q400b」200Wアンプ 250mmドライバー ¥71,400(1本・税込)

新Qシリーズでは、独自の同軸ユニット「UniQ」の最新世代を搭載。新UniQにより「さらに中高域の音のつながりがよくなり、スムースな再生を実現。低域はさらに充実したダイナミックな音になった」という。なお、ラインナップのうち「Q900」のみ金型が異なるため、1ヶ月遅れでの発売となる。

スピーカーユニット

横から見たところ

新UniQのトゥイータードライバーは、口径を従来の19mmから25mmへと拡大。スティフンド・アルミドームダイアフラム構造を採用したことに加え、ダイアフラムの背面は空気のプレッシャーを逃すベンテッド構造とした。

低音部のボイスコイルも口径を従来の35mmから50mmへと拡大したものを採用。また、コーンも従来のポリプロピレンから、軽くて高硬性のあるアルミ製のものに変更した。さらに、新開発のZ-フレックスエッジを採用し、より充実した低音部のダイナミックレンジを実現したとしている。

また、キャビネットの要請も従来比で約30%拡大。新UniQドライバーとの組み合わせにより、低域再生能力を向上させている。

フロアスタンディング型には、新開発のアルミコーンを使用したLFドライバーにドローン・コーン「ABR(Auxiliary Bass Radiator)」を採用し、ポートによる共振や風きり音を解消している。

カラーバリエーションはイングリッシュ・チェリー、ブラック・オーク、ヨーロピアン・ウォールナットの3色を用意。そのほか、ターミナル部はバイワイヤ対応で、金メッキ加工を施している。

ターミナル部

裏側の様子

■フロアスタンディング型はABRを2基搭載 - 違いはドライバー径など

フロアスタンディング型の3モデルには、前述のABRを2基搭載。シリーズ中の最上位である「Q900」は口径200mmのUniQドライバーとアルミニウムLF、38mmのベンテッドアルミニウムドームHFを搭載している。

フロアスタンディング型はサイズ違いの3製品

周波数特性は32Hz~40kHzで、出力音圧レベルは91dB、クロスオーバー周波数は1.8kHz。外形寸法は244W×1060H×322Dmm、質量は22.1kg。

「Q700」は、口径165mmのUniQドライバーとアルミニウムLF、25mmのベンテッドアルミニウムドームHFを搭載。周波数特性は36Hz~40kHzで、出力音圧レベルは89dB、クロスオーバー周波数は2.5kHz。外形寸法は210W×920H×302Dmm、質量は17.2kg。

「Q500」は、口径130mmのUniQドライバーとアルミニウムLF、25mmのベンテッドアルミニウムドームHFを搭載。周波数特性は40Hz~40kHzで、出力音圧レベルは87dB、クロスオーバー周波数は2.5kHz。外形寸法は180W×870H×272Dmm、質量は15.0kg。

■ブックシェルフ型もドライバー径に違い

ブックシェルフ型の2モデルの違いも外形寸法やドライバーユニット径。

ブックシェルフは2モデルで展開

「Q300」は口径165mmのUniQドライバーと25mmのベンテッドアルミニウムドームHFを搭載。周波数特性は42Hz~40kHzで、出力音圧レベルは87dB、クロスオーバー周波数は2.5kHz。外形寸法は210W×355H×302Dmm、質量は7.7kg。

「Q100」は、口径130mmのUniQドライバーと25mmのベンテッドアルミニウムドームHFを搭載。周波数特性は49Hz~40kHzで、出力音圧レベルは86dB、クロスオーバー周波数は2.5kHz。外形寸法は180W×300H×272Dmm、質量は5.9kg。

■センタースピーカーはABRを1基搭載

センタースピーカーは両機種ともABRを1基搭載。

センタースピーカーも2製品を用意

「Q600c」は口径165mmのUniQドライバーとアルミニウムLF、25mmのベンテッドアルミニウムドームHFを搭載している。周波数特性は45Hz~40kHzで、出力音圧レベルは87dB、クロスオーバー周波数は500Hzと2.5kHz。外形寸法は629W×210H×302Dmm、質量は14.1kg。

「Q200c」は口径130mmのUniQドライバーとアルミニウムLF、25mmのベンテッドアルミニウムドームHFを搭載。周波数特性は50Hz~40kHzで、出力音圧レベルは85dB、クロスオーバー周波数は500Hzと2.8kHz。外形寸法は525W×180H×260Dmm、質量は11.0kg。

■サブウーファーとダイポールスピーカーも用意

「Q800ds」は、3ウェイ2ドライバーのダイポールスピーカー。130mm径の新UniQと、25mm径のベンテッドアルミニウムドームHFを2基ずつ搭載している。

Q800ds

周波数特性は100Hz~40kHzで、出力音圧レベルは85dB、クロスオーバー周波数は300Hzと2.5kHz。外形寸法は348W×180H×180Dmmで、質量は7.4kg。

「Q400b」は密閉型サブウーファーで、200Wのアンプと250mm径のドライバーユニットを搭載。外形寸法は330W×335H×330Dmm、質量は13.6kg。

Q400b

【問い合わせ先】
KEF JAPAN
TEL/042-388-2030

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

新着記事を見る
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX

本ページからアフィリエイトプログラムによる収益を得ることがあります