「音楽が伝わってくるかどうかを聞いて欲しい」

【ハイエンドショウ】ハイエンドプレーヤー・エソテリック「K-01」とTAD「TAD-D600」を藤岡誠が聴き比べる!

公開日 2010/10/08 18:59 ファイル・ウェブ編集部
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本日10月8日より、有楽町の交通会館にて「ハイエンドショウトウキョウ2010」が開幕した。音元出版はBルームにブースを構え、高級プレーヤーからPCオーディオ、オーディオアクセサリーまで幅広いジャンルの製品を体験できるイベントを期間中毎日開催する(イベントのスケジュールはこちら)。本項では初日第一弾イベントとなった藤岡 誠氏による「ハイエンドプレーヤー聴き比べ」の模様をレポートしよう。

音元出版ブースに用意されたリファレンスシステム

イベントに登場したのは、エソテリック「K-01」とTAD「TAD-D600」の2モデル。同じCDとSACDを、それぞれのプレーヤーで聞き比べるという趣向だ。接続はどちらもバランス伝送で、ケーブルも同じものを使用する。「良いか悪いかではなく、音楽が伝わってくるかどうかを聞いて欲しい」と語る藤岡氏。

今回比較試聴を行った「K-01」(上)と「TAD-D600」(下)

会場には多くの方が詰めかけ、立ち見が出るほどだった

試聴ではバイオリンやピアノ、ビッグバンド、和太鼓のほか、もはや“お約束”となったテレサ・テンのソースを試聴。「歌がうまいね。それにキックドラムの再現性をチェックするのに非常に参考になる」とコメント。またクラリネットアンサンブルでは「木管楽器の質感に注目。ウェットで、楽器の胴の太さ、管の長さなどもリアルに再生してくれると嬉しくなる」と語った。

藤岡 誠氏

藤岡氏は「TADのプレーヤーのアプローチはクロックの精度とC/N比。良い機械を作ろうと思うと対策すべきはやはり電源になるが、本機は電源を別筐体としている。音の立ち上がりの良さ、質感の良さは素晴らしい」と締めくくった。

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