RCAは5N純銀導体採用

オヤイデ、最高級RCAケーブル「AZ-910」とメガネ電源ケーブル「L/i15 EMX」を発売

公開日 2010/12/24 16:58 オーディオアクセサリー編集部
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(株)小柳出電気商会は、5N純銀導体ツインナックスケーブル「FTVS-910」を採用した最高級RCAケーブル「AZ-910」と、PCOCC-Aを新採用したメガネ型電源ケーブル「L/i 15 EMX」を12月25日より新発売する。


ピュアシルバー・ピュアシグナルをコンセプトにしたハイエンドRCAケーブル。国内有数の銀加工専門業者と提携し、インダストリアルグレードとは一線を画す、ジュエリーグレードの5N(純度99.9996%)バージンシルバーインゴットを採用

AZ-910のケーブル構造説明図
●AZ-910(RCAインターコネクトケーブル)
(0.7mペア、58,800円、税込)
(1.0mペア、68,250円、税込)
(1.3mペア、77,700円、税込)

「AZ-910」は、2008年に発売された5N純銀導体採用のXLRケーブル「AR-910」の、RCAバージョン。5N純銀導体には、導体表面を鏡面化するスキンパス加工と、応力歪みを緩和するアニール処理を施し、銀の優れた伝送能力を引き出したツインナックスケーブル「FTVS-910」を採用。

RCAプラグには、パイプ形状の5N純銀センターピンを有したオヤイデの最高級モデルでオリジナル設計のコレットチャック式RCAプラグ「GENESIS」を、AZ-910専用にモディファイした特別品「純銀コンタクト・バージョン」を装着している。また、ケーブルと接続するハンダには、4.7%の純銀含有率を誇るオヤイデの音響用ハンダ「SS-47」を採用し、ケーブルとRCAプラグを高精度にアッセンブルしている。


内部絶縁体には振動減衰特性に優れ、安定した硬度を保つシリコンコンパウンドを継承。さらにテトロンスリーブを4本の線にそれぞれ被覆し、配線の振動干渉をさらに軽減する構造となっている

L/i15 EMXの構造説明図
●L/i15 EMX(C7規格電源ケーブル)
(1.3m、8,820円、税込)
(1.8m、10,080円、税込)
(3.0m、13,230円、税込)

「L/i 15 EMX」は、7年間で8,000本というセールス記録を上げた「L/i 15 dpc」(無酸素銅/OFC導体、2008年に販売終了)を進化させ、ケーブルにPCOCC-A導体を新たに採用した通称“メガネ型”と呼ばれるC7規格の電源ケーブル。

柔らかくて引き回しやすいケーブルの特徴を継承しつつ、PCOCC-A導体を採用し、PETメッシュチューブ被覆など、音質・画質面で大幅な性能向上を図りつつ、スリムかつコンパクトなモールド成形コネクターを採用。端子まわりが狭くて取り回しにくい機器での対応度を向上させている。

『季刊・オーディオアクセサリー139号』最新号(¥1,300、好評発売中)

139号に掲載の、オヤイデの最新アクセサリー集中レポート。貝山知弘氏と福田雅光氏がレポート。新製品アクセサリーのコーナーにも試聴記事がある

なお、これらの新製品については『季刊・オーディオアクセサリー』誌の最新号、139号でもいち早く音質レポートを掲載しているので、ぜひとも御参考にしていただきたい。また、このページのなかで同時にレポートを掲載しているIECインレット端子「Power Inlet R」(2,100円、税込、1個)は、12月8日よりすでに発売が開始されている。(既報ニュース参照


IECインレット端子「Power Inlet R」の製品バージョン。ファストン端子への対応も特徴。写真のラベル貼付がこのモデルの目印となっている

電源供給路のウィークポイントを解消すべく新設計。耐久性・防振性とともに、耐熱性にも優れるボディを採用。ブレードは高性能素材、リン青銅板からの高精度削切。さらにバフがけ職人によるハンドポリッシュ研磨や、贅沢なプラチナ+パラジウムによる2層メッキが施される
【問い合わせ先】
オヤイデ電気
TEL/03-5684-2151

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