5月25日発売の『Pure 2』を一足先に試聴

<ハイエンドショウ>歌手Suaraさんが『Pure 2』の収録曲を生披露 − マスターサウンドの楽しみを岩井氏がナビゲート

公開日 2011/05/15 15:30 ファイル・ウェブ編集部
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5月13日から15日までの3日間に渡って開催された「ハイエンドショウトウキョウ2011」。音元出版ブースでは、最終日15日の13:00より、評論家・岩井喬氏を講師に迎え「マスターサウンドを楽しもう」と題したイベントを開催。多くのオーディオファンに評価されたオーディオレファレンスSACD『Pure』の歌手Suaraさんと、同作を展開するフィックスレコードの有村氏をゲストに、トークショウとミニライブが行われた。会場内は入り口まで来場者で埋まるほどの満員となった。


評論家・岩井喬氏を講師に迎えたイベント「マスターサウンドを楽しもう」

『Pure』の歌手Suaraさん
この日は、フィックスレコードより3年前に発売され、1万枚を超えるヒットとなったSACD『Pure -AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS-』の続編『Pure2 -Ultimate Cool Japan Jazz-』の音源が、5月25日の発売に先駆けて一足早く披露された。さらに今回の目玉として、192Hz/24bitのマスター音源が用意され、フェーズメーションの192kHz対応DAC「HD-7A192」「HD-7Rb」などを使用したディスク音源との比較試聴が行われた。

そのほかの機材は、TADのCDプレーヤー「TAD-D600」、プリアンプ「TAD-C2000」、パワーアンプ「TAD-M600」、スピーカー「TAD reference One」が使用された。

Suaraさんは「本日は思っていたより多くの方に来て頂いて嬉しい」とコメント。トークショウでは、本作のレコーディング時に50年代のアルテックのダイナミックマイクなど様々なマイクが用意されたことなどを明かし、「曲ごとに使用マイクを変えているので、そういったところの違いも楽しんで欲しい」と語った。また有村氏は、「Pure 2は、カバーする原曲の温度感、雰囲気をそのまま聴いて欲しいというコンセプトで作られている。元々は自分たちが良い音源で聴きたい、面白いものを提供したいという思いに端を発し、演奏者やスタッフが和気藹々と一体となり作られたアルバム。面白い音源を探している方にはお薦め」とアピールした。


フィックスレコードの有村氏(左)と歌手Suaraさん(右)
最後はSuaraさんのミニライブによって締めくくられ、『Pure 2』の収録曲『キミガタメ』とDEENのカバー曲『夢であるように』の2曲が生歌で披露された。


『Pure 2』の収録曲『キミガタメ』とDEENのカバー曲『夢であるように』の2曲が生歌で披露された
また、5月21日に発売される季刊『オーディオアクセサリー』141号では、岩井喬氏による制作現場取材レポートも掲載されることになっている。こちらもぜひチェックされたい。

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