JBL、新開発コンプレッションドライバー搭載のモニタースピーカー「4306」

ハーマンインターナショナル（株）は、同社が取り扱うJBLブランドの2ウェイブックシェルフ型のモニタースピーカー「4306」を11月上旬に発売する。価格は71,400円（税込・1本）。

中高域ユニットに、2.5cm径のアルミマグネシウム合金ドーム・ダイアフラムを採用した、新開発のコンプレッションドライバーを搭載する。ダイアフラム裏面にダンプ材を塗布し、不要なピーク成分を抑える事で、超高域にまで渡る伸びやかな再生能力と素直な高域特性を獲得するとしている。

低域ユニットには、天然パルプの素材感をそのまま活かし、無漂白無着色のピュアパルプ･ホワイトコーンを採用した20cm径ウーファーを搭載。エッジには低質量で耐候性、耐久性を両立させたアコーディオン･プリーツ･クロスエッジを採用する。

バッフルには、上級モニター機譲りのニューデザインによるMDF製キャビネットを左右に使用。JBLモニタースピーカー伝統のモニターブルーのバッフルとウォールナット天然木突き板仕上げを施している。

本体はバッフル下部にポートを設けたフロントポート型のバスレフ方式を採用。ツイン･ポートにはキャビネット内外の両開口部にフレアーを設けることで、ポートノイズを低減しながら、誇張感のない自然なロールオフ特性を獲得するとしている。

本体寸法は278W×400H×300Dmm。周波数特性は50Hz～40kHzで、インピーダンスは8Ω。クロスオーバー周波数は3.2kHzとなる。

また、部屋の音響特性や再生ソース、好みに応じて高域レベルの調整が可能なアッテネーターを装備する。連続可変型ボリュームの採用により、細やかな微調整が可能となる。

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ハーマンインターナショナル
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