BursonやCANORのヘッドホンアンプなども

<TIAS>今井商事、MYTEK「192 DSD」でのDSDネイティブ再生を国内初披露

公開日 2011/11/03 16:15 ファイル・ウェブ編集部
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今井商事(株)のブースでは、米MYTEC DIGITALのUSB対応DAC「192 DSD」を出展している。

192 DSDには2製品がラインナップされ、SDIF3デジタル入力を備えたプロ向け機器という位置づけの「192 DSD M」(231,000円/税込)と、SDIF3を省略し代わりにRCAアナログ入力を追加し、アナログプリアンプとして使用できる「192 DSD P」(262,500円/税込)が販売される。

MYTEK「192 DSD M」

MYTEK「192 DSD P」

本体色は192 DSD Mがブラック、192 DSD Pがシルバー。どちらも12月頃の発売開始を予定している。

192 DSDは、192kHzのPCM信号はもちろん、DSD信号の入力に対応している点が最大の特徴。USB2.0、USB1.1、S/PDIF、AES、FireWire、ワードクロックなど、様々な入力端子を備えている。またアナログ音声出力はRCAとXLRの2系統を装備。前面にはヘッドフォンジャックも装備している。

192 DSD Mの背面端子部。多彩な入出力端子を装備

今井商事の試聴デモでは、Windows用のオーディオプレーヤーソフト「HQ Player」を用い、2Lのサイトからダウンロードした音源を再生。USBから出力したデータを直接「192 DSD M」に入力し、再生を行っていた。

HQ PlayerからDSDファイルを直接再生

なお来春にはMYTEKの新製品として、マルチチャンネル対応のUSB入力とEMM Labの3STリンクを備えた、8 x 192 ADDAコンバーターの新バージョンも発売する予定という。

■Burson Audioなどのヘッドホンアンプも出品

そのほか今井商事では、ヘッドホンアンプ3機種も展示。AUDEZ'E「LCD-2」など高級ヘッドホンも接続され、実際の音を確かめることができた。

CANORのヘッドホンアンプ「TP 10」やBurson Audioのヘッドホンアンプも出品

Burson Audioからは、この秋発売されたヘッドホンアンプ「HA 160」、DAC内蔵ヘッドホン/プリアンプ「HA 160 D」の2機種を出品した。

またスロバキアCANOR(カノア)社のヘッドホンアンプ「TP 10」も展示。12AX7×1本と半導体回路で構成された、ハイブリッドタイプのヘッドホンアンプ。電源はACアダプターを採用して外部化するなどこだわった仕様となっている。

そのほか、シンガポールLOIT社の管球CDプレーヤー「Passeri」(1,995,000円/税込)やCANOAの管球プリメインアンプ「TP106 VRT」をデモ用のソースとして使用。ALR/JORDANのスピーカーを鳴らしていた。

上がシンガポールLOIT社の管球CDプレーヤー「Passeri」、下がCANOAの管球プリメインアンプ「TP106 VRT」

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