「m903」のフィードバックを反映させた新モデル

GRACE design、5.6MHz DSD対応USB-DAC/ヘッドホンアンプ「m920」

公開日 2014/03/10 18:14 ファイル・ウェブ編集部
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(株)アンブレラカンパニーは、同社が取り扱うGRACE designブランドから、DSDに対応するUSB-DAC/ヘッドホンアンプ/モニターコントローラー「m920」を4月に発売する。価格は258,000円(税抜)。

m920

m920の背面端子部

従来モデル「m903」に寄せられたユーザーフィードバックを反映させたというモデル。入力端子は、アナログがXLRバランス・RCAアンバランスで、デジタルがUSB(mini B端子)/AES3/同軸デジタル/光デジタル。出力端子は、RCAアンバランス/TRSフォーン(バランス)を搭載する。

DAC部には「M Series 32-bit Sabre DAC」を採用し、DSDファイルにも対応。USB入力経由で2.8/5.6MHz DSD、AES3およびS/PDIF経由で2.8MHzに対応する。USB伝送時はアシンクロナスモードをサポートしており、最大384kHz/32bitのPCM(DXD)フォーマットにも対応。そのほか、USB/AES3/同軸デジタル/光デジタル経由で192kHz/24bitのファイル伝送も行える。

PCM&DSD再生時には、DACフィルター・レスポンスの選択が可能。また、独自技術「s-Lock PLL」をさらに進化させ、ジッターリジェクションを向上させたという。内部にはON/OFF設定が可能な新クロスフィード回路を採用しているほか、バランスとアンバランス入力の低域レスポンスのアップグレードも施している。さらに、0.5%金属皮膜抵抗、ゴールドコンタクトのリレーなどオーディオグレードの部品を採用。信号パスには電解コンデンサーを一切使用しない構成としている。

機能面では、ロータリーエンコーダーや、様々なキャリブレーションに対応するセットアップメニューなど、「m902」「m903」に採用された機能も継承。また、DAC Mode設定によりレベルコントロール・エンコーダーをバイパスすることも可能になった。Apple Remoteからのリモートコントロールも行える。

本体フロントにはLEDディスプレイを搭載しており、ヘッドホンとライン出力のレベル表示に対応する。レベルコントロールは0.5dBステップ。また、どの出力が選択されているか、再生音源のサンプルレートやs-Lock、DSD、cross-feedなどのステータス表示も行える。

【問い合わせ先】
アンブレラカンパニー
TEL/042-519-6855

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  • ジャンルその他
  • ブランドGRACE DESIGN
  • 型番m920
  • 発売日2014年4月
  • 価格¥258,000(税抜)
【SPEC】●入力端子:アナログ…XLRバランス/RCAアンバランス、デジタル…USB(mini B端子)/AES3/同軸デジタル/光デジタル ●出力端子:RCAアンバランス/TRSフォーン(バランス)