VELVET SOUNDアーキテクチャを採用

AKM、上位デバイスの技術を継承したオーディオ向け32bit DAC「AK4432VT」

公開日 2015/06/22 17:32 編集部:近藤 貴彦
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旭化成エレクトロニクス(AKM)は、カーオーディオやサラウンドシステム、ポータブルオーディオプレーヤー、USB-DACなどオーディオ製品向けの32bit DAC「AK4432VT」を開発したと発表した。

AK4432VT

AK4432VTは、高分解能32bit処理とノイズ耐性の高い設計を行うことで繊細な音の表現を可能にするVELVET SOUNDアーキテクチャを採用したDACデバイス。S/N 108dBクラスのDACとしては業界最高水準という低歪(−91dB)を実現した。

32bit処理により、きめ細やかで自然な信号波形を再現するIRD(Impulse Response Designed)フィルターを搭載する。ユーザーの好みやシーンに合わせて、4種類の音色が選択可能。

デジタル入力はハイレゾリューション音源に対応し最大192KHzのPCM入力をサポート。なお、DSDには非対応。

また、TDM(Time Division Multiplexing)インターフェースの採用により、最大8chまでのデイジーチェーン接続が可能。さらに、クロック同期化機能を搭載しており、オーディオ&ボイスプロセッサー「AK7738」の追加用DACとしてシステム拡張が可能とのこと。

パッケージは16ピン TSSOP(0.65mmピッチ)となる。

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