white lightをベースに最新技術を投入

アクシス、ルーメンホワイトの15周年記念スピーカー「white light anniversary」 - ペア940万円

公開日 2015/09/18 17:09 編集部:近藤 貴彦
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アクシス(株)は、ルーメンホワイト社のスピーカー「white light anniversary」を10月に発売する。価格は940万円(ペア・税抜)。

white light anniversary

ルーメンホワイトは、オーストリア・ウィーンのスピーカーメーカー。ハイエンド・オーディオファンの間でも高い人気を誇っていたが、2010年頃から生産を中断していた。「white light anniversary」は、ルーメンホワイト創業者のHartmut Roemer氏が5年に及ぶ研究開発の成果を投入して開発した創立15周年記念モデルとなる。

同製品には、独自のリアポートローディング、エアーダンピング・テクノロジーを搭載したルーメンホワイトの第1号機「white light」をベースに、最新の流体力学とエアープレッシャー・ダイナミックス・モデリング解析、新世代のCELL Conceptユニットを採用するドライバーアレイ設計などの最新技術が投入された。

ドライバーは、最新世代のカスタム設計による1インチ・セラミックドーム・トゥイーター、5インチ・セラミック・ミッドレンジ、3基の7.5インチ・アルミハニカム/セラミック・コンポジット・ウーファーで構成。いずれも最新のドライバー技術「CELL Concept」によって、これまでのセラミック・ドライバーを大きく上回るピストンモーションのリニアリティを達成。広帯域特性と超低歪率性能を実現したとしている。

キャビネット素材には、密度の異なる楽器グレードの木材を幾重にも積層した特製品を採用。金属やソリッドウッドなど単一素材では得られない自然な音響バランスを実現したとしている。キャビネットは無限大バッフルを絞り込んだような流線形で、内部には吸音材を挿入していない。

クロスオーバーネットワークについて、すべての構成パーツはムンドルフ製を採用。中高域ネットワークの主要なインダクターには幅広の銅箔を巻き重ねた特製品を、ウーファー用のローパス回路には極太銅線による空芯コイルを使用した。

リアパネルには、使用するアンプが真空管仕様かソリッドステート仕様かによってインピーダンス補正を行う切り替えスイッチを搭載している。スピーカー端子はWBT社製のnextgenバイワイヤー端子を備える。

周波数特性は30Hz〜35kHz、インピーダンスは6Ω、感度は89dB。推奨アンプ出力は20〜200W。

外形寸法は325W×1290H×605Dmm、質量は85kg(1台)。

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  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドLUMENWHITE
  • 型番white light anniversary
  • 発売日2015年10月
  • 価格¥9,400,000(税抜・ペア)
【SPEC】●型式:3ウェイ5ドライバースピーカー ●使用ユニット:ウーファー…7.5インチ アルミハニカム/セラミック・コンポジット×3、ミッドレンジ…5インチ セラミック、トゥイーター…1インチ セラミック ●周波数特性:30Hz〜35kHz/-3dB ●感度(1W/1m):89dB ●公称インピーダンス:6Ω ●推奨アンプ出力:20〜200W ●外形寸法:325W×129H×605Dmm ●質量:85kg(1台)