5.6MHz DSD対応。ヘッドホンアンプ搭載

MJTS、SoundfortのUSB-DAC「DS-200」− デジタル/アナログ独立基板を採用

公開日 2016/02/08 12:55 編集部:小澤貴信
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MJTS(株)は、Soundfortブランドより5.6MHz DSDや192kHz/32bitの再生に対応したUSB-DAC「DS-200」を発売した。価格は37,200円(税抜)。現在直販サイトでは、4月までの発売記念特価として27,600円(税抜)で販売されている。

「DS-200」

内部基板にはアナログ回路/デジタル回路を分離した新設計の独立レイアウトを採用。アナログ/デジタル回路間の干渉を抑制すると共に、各回路パターンの最適化を図ることで、小型の筐体ながら単体機に匹敵するアナログ回路を実現したとしている。

DACにはTI製「PCM1795」を、USBコントローラーにはSA9226を採用。DSDはASIOおよびDoP再生に対応する。USB接続にはアシンクロナスモードを採用し、ジッターノイズを低減。またアナログ/デジタル部で独立した電源供給とノイズフィルターを備え、各サンプリング周波数用に高精度のTCXO(温度補償型水晶発振器)を搭載。デジタルフィルターにもチューニングを施している。

コンパクトな筐体ながらデジタル/アナログで独立基板を搭載

デジタル入力は、USBに加えて同軸・光デジタル端子を搭載。また丸形端子の光デジタル出力も備えている。アナログ出力はヘッドホン出力に加え、ライン出力(RCA端子)も搭載する。デジタル入出力は最大192kHz/24bitの対応となる。

電源はACアダプターで供給。電源入力部にはノイズフィルターに加え、DC-DCコンバータ出力にスイッチングノイズ除去フィルターを搭載。さらに大容量コンデンサーを採用することで、ノイズの少ない安定した±12V電源で駆動することが可能だという。

ヘッドホンアンプICには、「TPA6120A2」を採用。ヘッドホン出力はステレオミニ端子としている。ヘッドホン最大出力は300mW(THD 1% at 32Ω)、推奨インピーダンスは16〜300Ωとなる。

背面端子部

PCM/DSDモード表示LEDを装備。電源および入力切り替え用には、アルミ削り出しのプッシュボタンを備える。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/10、Mac OS X 10.4以降(Windows用には専用ドライバーを用意)。

外形寸法は94W×48H×123Dmm、質量は約500g。

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  • ジャンルD/Aコンバーター
  • ブランドSOUNDFORT
  • 型番DS-200
  • 発売日2016年12月29日
  • 価格¥37,200
【SPEC】●入力端子:USB、同軸デジタル、光デジタル ●出力端子:光デジタル、ヘッドホン(3.5mmステレオミニ)、ライン(RCA) ●デジタル入出力:最大192kHz/24bit ●ヘッドホン最大出力:300mW(THD1%@32Ω) ●推奨インピーダンス:16〜300Ω ●対応OS:Windows XP/Vista/7/8/10、Mac OS X 10.4以降 ●外形寸法:94W×48H×123Dmm ●質量:約500g