軍用管「6J1」を採用

FX-AUDIO-、4,480円のコンパクトな真空管アンプ「TUBE-01J」

公開日 2016/06/13 18:30 編集部:川田菜月
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(株)ノースフラットジャパンは、同社が展開するFX-AUDIO-の真空管プリアンプ「TUBE-01J」を6月12日から直販サイトで発売する。価格は¥4,480(税込)。カラーはブラックとシルバーをラインナップする。

日本専売モデル「TUBE-01J」

本製品は、FX-AUDIO-の世界共通モデル「TUBE-01」から音質と利便性の向上を図り、独自の設計、開発回路を採用するなどしてバージョンアップしたという日本専売モデル。

背面部

付属の真空管には、精度誤差が少なく特性が揃いやすいとされる軍用管「6J1」を採用。電源安定回路には、独自に設計したノイズフィルタリング回路を搭載。ノイズを最大限抑え、電源回路の強化と音質向上を図ったとしている。

また、グランドの安定を保ちつつ特定周波数への電位差による隔離を実現。これによりS/Nの向上と、真空管自体をより安定化させたことで全高調波歪の低減を可能にしたとしている。

入力ゲインの差による音歪みを改善するため、新たにゲイン設定機能を搭載。フロント部に配したスイッチにより、0dB/-6dBの切り替えが可能。設計には、ラインの取り回しと表裏クロスラインを極力減らすような回路設計を施したとしている。

電源は低圧の12V単電源入力。電源モジュールは独自に開発、設計したディスクリート構成で、高精度かつ安定した電源供給を実現したとしている。

筐体の素材にはアルミ合金を採用。その他、PCB基板には銅厚2oz配線によるFR-4材の金メッキ基板を採用するなど、全体的な回路改善や国内外ブランドから厳選したパーツを採用することで、品質および音質の信頼性と耐久性の向上も図ったという。

出力基本インピーダンスは600Ω、最大出力は2,800mV。周波数特性は20Hz〜35kHz(50Hz:-0.2dB/150Hz-3.5kHz:0dB/20kHz:-0.2dB)、S/Nは約100dB @1kHz。

外形寸法は95W×30H(真空管含めると最大60H)×99.5Dmm(突起部含まず)、質量は305g。

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  • ジャンルプリアンプ
  • ブランドFX-AUDIO-
  • 型番TUBE-01J
  • 発売日2016年6月12日
  • 価格4,480円(税込)
【SPEC】●出力インピーダンス:600Ω ●最大出力:2,800mV ●歪率:0.1%以下@BW:20Hz〜20kHz ●S/N比:約100dB@1kHz ●周波数特性:20Hz〜35kHz(50Hz:-0.2dB/150Hz〜3.5kHz:0dB/20kHz:-0.2dB) ●外形寸法:95W×60H×99.5Dmm(真空管含む、突起部含まず) ●質量:305g