EXOGALの「ION」も
【TIAS】アクシス、Wilson Audio新SPやAyre/MSB/Dan D'Agostinoなど新製品を大量出展
アクシスは「2016東京インターナショナルオーディオショウ」のD棟・5階<Hall D5>に広大なブースを構えているが、新製品が大量に展示されており、来場者の多さも相まって空間の密度が高くなっている。
■Wilson Audioは準フラグシップ「ALEXX」を披露
Wilson Audioからは、同ブランド最上位の「ALEXANDRIA XLF」の下に位置する準フラグシップスピーカー「ALEXX」が紹介された。
ALEXXのスタンダードカラーは1,750万円(ペア/税抜)、アップグレードカラーは1,780万円(ペア/税抜)。今年の独HIGHENDでも紹介されたモデルだ(関連ニュース)。
ALEXXは3ウェイ5ドライバーのスピーカーシステムで、ウーファーは10.5インチと12.5インチの2基、ミッドレンジは5.75インチ/7インチの2基。トゥイーターは1インチシルクドーム。なお、感度は91dBとなる。
また「Sophia」の後継となる3ウェイ・スピーカーシステム「Yvette」(イベット)も置かれていた。取材時には音出しを行っていなかった。
■Ayreは“デジタルハブ”「QX-5 Twenty」が目玉
Ayreからは、ネットワークプレーヤー/DAC「QX-5 Twenty」が展示された。シルバーモデルは128万円、ブラックモデルは133万円(いずれも税抜)。
アクシスでは本機を「デジタルハブ」と位置づけている。ネットワークプレーヤーとDACを兼用でき、なおかつRoonReadyでもある。デジタル入力は実に10系統を備えており、内訳はイーサネット×1、“Streamlength”アシンクロナスUSB×1、AES/EBU×2、SPDIF×3、TOSLINK×3。
DACにはESSの最上位DAC「ES9038PRO」を搭載する。そのほかゼロフィードバック回路やフルバランスのEquiLockゲインステージ、ダイヤモンド出力ステージ、パワーサプライ「AyreLock」など、AYRE独自技術が多数搭載されている。
■EXOGALからはCometと連動する“Power DAC”「Ion」
元WADIAの主要技術者が立ち上げたEXOGALからは、“Power DAC”「Ion」が披露された。価格は39万円で、シルバーとブラックの2色を用意する。
独自のEXONETインターフェースによって、同社のUSB-DAC「Comet」と連携。Cometをデジタルコントローラーとし、IONが最終段でデジタル信号をダイレクトにアナログパワー変換する“Power DAC”として機能する。出力は125W(8Ω)、250W(4Ω)。
■ayonはステレオパワーアンプなど多数を出展
ayon audioは、ステレオパワーアンプ「Crossfire PA」(148万円)など、多数の製品を展示していた。Crossfire PAはAA82Bを搭載したシングルエンドの純A級ステレオパワーアンプで、インテリジェント・オートフィックス・バイアス(AFB)回路も搭載する。出力は30W×2。
そのほか同ブランドでは、39万円と手ごろな価格のプリメインアンプ「Scorpio」も紹介している。KT88を搭載したモデルで、3極管モードと5極管モードを切替可能な純A級プッシュプル駆動を採用。出力は5極管モードの場合で45W×2となる。
■Dan D'Agostinoはモノラルパワーアンプの新作
Dan D'Agostinoからは、新シリーズのモノラルパワーアンプ「PROGRESSION MONO」が出展された。価格は590万円(税抜)。
PROGRESSION MONOの出力は500W(8Ω)/1,000W(4Ω)/2,000W(2Ω)。バイポーラSEPP出力段とリニア・アナログ・パワーサプライを備えている。22kgもの分厚いアルミ素材にベンチュリホールを設けた新設計ヒートシンクを採用したことも特徴となっている。
そのほか同ブランドからは、同じくモノラルパワーアンプ「MOMENTUM M400」も展示。価格は1,000万円(ペア/税抜)だ。出力は400W(8Ω)/800W(4Ω)/1,600W(2Ω)。アルミブロック削り出しシャーシを採用している。
■bergmannのターンテーブル「Galder」
bergmannからは、アナログディスクの真空吸着機能を備えたターンテーブル「Galder」が出展された。価格は220万円。
同社を代表する技術であるエアーベアリング・ターンテーブル機構を採用。アームレス仕様だが、別売りトーンアームは4本をマウント可能となっている。モーターはDCモーターで、ベルトドライブ駆動。サイレントエアーサプライ機構が搭載されていることもポイントだ。
■MSBの超弩級DAC「SELECT DAC」
MSB AUDIOの製品では、超弩級DAC「SELECT DAC」が、その黄金のボディの迫力もあって非常に目立っていた。価格は1,230万円。
8基の新ハイブリッドDACを備え、DSD256/PCM384に対応した同ブランドのトップモデル。ボリューム付きアナログ入出力モジュールも装備する。アップグレードクロックオプションとしてFEMTO33 clockも用意されている。
■Wilson Audioは準フラグシップ「ALEXX」を披露
Wilson Audioからは、同ブランド最上位の「ALEXANDRIA XLF」の下に位置する準フラグシップスピーカー「ALEXX」が紹介された。
ALEXXのスタンダードカラーは1,750万円(ペア/税抜)、アップグレードカラーは1,780万円(ペア/税抜)。今年の独HIGHENDでも紹介されたモデルだ(関連ニュース)。
ALEXXは3ウェイ5ドライバーのスピーカーシステムで、ウーファーは10.5インチと12.5インチの2基、ミッドレンジは5.75インチ/7インチの2基。トゥイーターは1インチシルクドーム。なお、感度は91dBとなる。
また「Sophia」の後継となる3ウェイ・スピーカーシステム「Yvette」(イベット)も置かれていた。取材時には音出しを行っていなかった。
■Ayreは“デジタルハブ”「QX-5 Twenty」が目玉
Ayreからは、ネットワークプレーヤー/DAC「QX-5 Twenty」が展示された。シルバーモデルは128万円、ブラックモデルは133万円(いずれも税抜)。
アクシスでは本機を「デジタルハブ」と位置づけている。ネットワークプレーヤーとDACを兼用でき、なおかつRoonReadyでもある。デジタル入力は実に10系統を備えており、内訳はイーサネット×1、“Streamlength”アシンクロナスUSB×1、AES/EBU×2、SPDIF×3、TOSLINK×3。
DACにはESSの最上位DAC「ES9038PRO」を搭載する。そのほかゼロフィードバック回路やフルバランスのEquiLockゲインステージ、ダイヤモンド出力ステージ、パワーサプライ「AyreLock」など、AYRE独自技術が多数搭載されている。
■EXOGALからはCometと連動する“Power DAC”「Ion」
元WADIAの主要技術者が立ち上げたEXOGALからは、“Power DAC”「Ion」が披露された。価格は39万円で、シルバーとブラックの2色を用意する。
独自のEXONETインターフェースによって、同社のUSB-DAC「Comet」と連携。Cometをデジタルコントローラーとし、IONが最終段でデジタル信号をダイレクトにアナログパワー変換する“Power DAC”として機能する。出力は125W(8Ω)、250W(4Ω)。
■ayonはステレオパワーアンプなど多数を出展
ayon audioは、ステレオパワーアンプ「Crossfire PA」(148万円)など、多数の製品を展示していた。Crossfire PAはAA82Bを搭載したシングルエンドの純A級ステレオパワーアンプで、インテリジェント・オートフィックス・バイアス(AFB)回路も搭載する。出力は30W×2。
そのほか同ブランドでは、39万円と手ごろな価格のプリメインアンプ「Scorpio」も紹介している。KT88を搭載したモデルで、3極管モードと5極管モードを切替可能な純A級プッシュプル駆動を採用。出力は5極管モードの場合で45W×2となる。
■Dan D'Agostinoはモノラルパワーアンプの新作
Dan D'Agostinoからは、新シリーズのモノラルパワーアンプ「PROGRESSION MONO」が出展された。価格は590万円(税抜)。
PROGRESSION MONOの出力は500W(8Ω)/1,000W(4Ω)/2,000W(2Ω)。バイポーラSEPP出力段とリニア・アナログ・パワーサプライを備えている。22kgもの分厚いアルミ素材にベンチュリホールを設けた新設計ヒートシンクを採用したことも特徴となっている。
そのほか同ブランドからは、同じくモノラルパワーアンプ「MOMENTUM M400」も展示。価格は1,000万円(ペア/税抜)だ。出力は400W(8Ω)/800W(4Ω)/1,600W(2Ω)。アルミブロック削り出しシャーシを採用している。
■bergmannのターンテーブル「Galder」
bergmannからは、アナログディスクの真空吸着機能を備えたターンテーブル「Galder」が出展された。価格は220万円。
同社を代表する技術であるエアーベアリング・ターンテーブル機構を採用。アームレス仕様だが、別売りトーンアームは4本をマウント可能となっている。モーターはDCモーターで、ベルトドライブ駆動。サイレントエアーサプライ機構が搭載されていることもポイントだ。
■MSBの超弩級DAC「SELECT DAC」
MSB AUDIOの製品では、超弩級DAC「SELECT DAC」が、その黄金のボディの迫力もあって非常に目立っていた。価格は1,230万円。
8基の新ハイブリッドDACを備え、DSD256/PCM384に対応した同ブランドのトップモデル。ボリューム付きアナログ入出力モジュールも装備する。アップグレードクロックオプションとしてFEMTO33 clockも用意されている。