第一号モデル、DS001の後継機
<CES>DSオーディオ、光電式の新カートリッジ「DS002」を発表
(株)デジタルストリームは、2017 CESでベネチアンの29-110および112番に出展し、「DSオーディオ」ブランドの光電式アナログピックアップカートリッジの新製品、「DS002」を発表した。
光電式の最高峰モデル「DS Master1」は、『季刊analog』誌が主催するアワード「analog Grand Prix 2017」にて製品開発特別大賞を受賞。また上級モデル「DS-W1」はイギリスの著名誌『Hi Fi Plus』のCartridge of the Yearを受賞するなど、日本国内はもとより海外でも大きな反響を得ている。
DS Audio代表の青柳哲秋氏は「DS002は『Absollute sound』 からベストサウンド・オブ・ザ・ショーをもらったり、その場で購入予約する人などもいて、思っていたよりも評判は良くて出展して良かったと思っています」と語る。
今回発表された新製品DS002は、DS Audioブランドが2013年に方式を復活させた光電型カートリッジの第一号モデル「DS001」の後継機で、日本国内でも1月20日より発売開始される予定。「DS001は海外には輸出していなかったので、DS002の価格(イコライザーまで含めてUS5,000ドル)は皆、結構衝撃を受けていました」と青柳氏。
DS002カートリッジは、DS Master1の振動系を踏襲しつつ、アルミカンチレバー+シバタ針の組み合わせとなっており、ワイヤーサスペンション機構を搭載したことで支点が明確化し、チャンネルセパレーションと音の安定性の向上を実現。さらに、光電型の特徴であるスリットの位置を針先の近くに配置したことで、より鮮度の高い音になったという。LED表示部分は、DS Master1が紫水晶を使用するのに対し、DS002では山梨県で加工されたブルーサファイヤ(青色水晶)が採用されている。
また、「DS002イコライザー」も大きく進化を遂げ、「DS001イコライザー」と比較して、電流容量3倍のトランスを使用。外来ノイズの影響を抑えるため、トランス周りには1.5mm厚のシールド機構も追加されている。
また、33,000μFの電解コンデンサーを10本も使用する贅沢な作りを採用したほか、抵抗と抵抗の足をひとつずつ撚り合わせながら作る手作り基板が使用されている。さらにプリント基板の上にもひとつずつ手作業で裏打ち配線をして製造するなど、光カートリッジは全て、神奈川県相模原市内の(株)デジタルストリーム内にて手作りにて製造されているということだ。
『季刊analog』誌の前号と最新の54号でも特集企画を掲載している、"メイド・イン・ジャパン"ならではの多彩な魅力、「日本のアナログ」の底力を世界に示す、頼もしいブランドのひとつとして今年も注目の的となりそうだ。今回発表された新製品DS002は、次号の『季刊analog』誌(3月15日発売、vol.55)にて詳しいレポートを掲載予定なので、ぜひ楽しみにしていてほしい。
光電式の最高峰モデル「DS Master1」は、『季刊analog』誌が主催するアワード「analog Grand Prix 2017」にて製品開発特別大賞を受賞。また上級モデル「DS-W1」はイギリスの著名誌『Hi Fi Plus』のCartridge of the Yearを受賞するなど、日本国内はもとより海外でも大きな反響を得ている。
DS Audio代表の青柳哲秋氏は「DS002は『Absollute sound』 からベストサウンド・オブ・ザ・ショーをもらったり、その場で購入予約する人などもいて、思っていたよりも評判は良くて出展して良かったと思っています」と語る。
今回発表された新製品DS002は、DS Audioブランドが2013年に方式を復活させた光電型カートリッジの第一号モデル「DS001」の後継機で、日本国内でも1月20日より発売開始される予定。「DS001は海外には輸出していなかったので、DS002の価格(イコライザーまで含めてUS5,000ドル)は皆、結構衝撃を受けていました」と青柳氏。
DS002カートリッジは、DS Master1の振動系を踏襲しつつ、アルミカンチレバー+シバタ針の組み合わせとなっており、ワイヤーサスペンション機構を搭載したことで支点が明確化し、チャンネルセパレーションと音の安定性の向上を実現。さらに、光電型の特徴であるスリットの位置を針先の近くに配置したことで、より鮮度の高い音になったという。LED表示部分は、DS Master1が紫水晶を使用するのに対し、DS002では山梨県で加工されたブルーサファイヤ(青色水晶)が採用されている。
また、「DS002イコライザー」も大きく進化を遂げ、「DS001イコライザー」と比較して、電流容量3倍のトランスを使用。外来ノイズの影響を抑えるため、トランス周りには1.5mm厚のシールド機構も追加されている。
また、33,000μFの電解コンデンサーを10本も使用する贅沢な作りを採用したほか、抵抗と抵抗の足をひとつずつ撚り合わせながら作る手作り基板が使用されている。さらにプリント基板の上にもひとつずつ手作業で裏打ち配線をして製造するなど、光カートリッジは全て、神奈川県相模原市内の(株)デジタルストリーム内にて手作りにて製造されているということだ。
『季刊analog』誌の前号と最新の54号でも特集企画を掲載している、"メイド・イン・ジャパン"ならではの多彩な魅力、「日本のアナログ」の底力を世界に示す、頼もしいブランドのひとつとして今年も注目の的となりそうだ。今回発表された新製品DS002は、次号の『季刊analog』誌(3月15日発売、vol.55)にて詳しいレポートを掲載予定なので、ぜひ楽しみにしていてほしい。