画期的な発電方式と日本の技術の粋を集めた新製品

<季刊analog vol.55>トップウイングのカートリッジ「青龍」の詳細を掲載

公開日 2017/03/23 16:58 季刊・アナログ編集部
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既報の通り、トップウイングサイバーサウンドグループがTOPWINGブランド製品の第一弾として自社開発した、コアレス・ストレートフラックス型カートリッジの「青龍(せいりゅう)」(500,000円・ヘッドシェル付属、税抜、2017年4月上旬以降発売)。

日本の高度な先端技術を結実させた先端カートリッジ、コアレス・ストレートフラックス型のTOPWING「青龍」

好評発売中の最新号『季刊analog vol.55』では、その完成に向けて開発者達がこだわったものはなにか。そしてどのような音と性能を目指して作り上げていったのか。青龍の開発に携わった各社の技術者達へのインタビューと、土方久明氏による音質レポートを掲載している。

好評発売中の最新号『季刊analog Vol.55』

TOPWING「青龍」の開発ストーリーと音質レポートを4ページにわたり掲載

レコード再生の基本が確立されてから現在に至るまで、さまざまな技術の進化があり、またサウンドも進化を遂げてきた。

一方、その基本的な概念は長年にわたり変わることなく、特にカートリッジの分野では、「MM」と「MC」という大きく2つに分類されていたのがここ最近までのレコード再生だったと言ってもいい。

しかし2017年、その常識を大きく覆すカートリッジが登場した。コアレス・ストレートフラックス型という、MC型の特性と、MM型のメンテナンス性を両立させたTOPWINGの「青龍」である。

「青龍」が実現したサウンドは、日本のものづくりに関わる技術者達のプライドがあってこそのものであり、レコード再生の新たな1ページを切り拓く製品と言えるだろう。

世界レベルの技術を持つ日本のプロ達が、アナログの新たな「日の出」を実現させた、レコード再生の歴史に新たな1ページを刻む、現代最高峰の技術を投入した21世紀型カートリッジ

日本ならではの綿密なもの作りによる開発ストーリーと、実際にどのような音が実現されたのか――。好評発売中の最新号『季刊analog Vol.55』をぜひ、ご覧ください。

青龍の開発に携わった、さまざまな高度な技術を有する日本の技術者達の面々が語るインタビュー記事を掲載

<青龍のコアレス・ストレートフラックス型とは?>
●スタイラスの振動をコイルに伝える経路に、磁気損失や磁気歪みを発生するコア材を使用することなく、マグネットの直近にコイルを配したユニークな構造の発電機構。これにより、レコードからピックアップできる情報量が飛躍的に向上。また、コイル、ダンパー材、超々ジュラルミン削り出しのボディなどは最新の精密加工技術を駆使、全てが日本国内で製造されている。

●針交換に廉価で対応
一般にMCカートリッジは、スタイラスの破損や針先の磨耗に際してはスタイラス部分のみの交換ができない構造のため、高額な料金で本体交換をする必要があった。青龍が採用したコアレス・ストレートフラックス方式は、スタイラス部分が独立しており、本体価格の十分の一の費用でスタイラス部一式の交換が可能(一旦メーカーへ預け、専門スタッフによる交換となる)。

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