新技術を多数搭載

B&W「800 D4」詳細が海外で一斉報道。新フラグシップ「801 D4」含め7機種展開

公開日 2021/08/25 18:27 PHILE WEB編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
Bowers & Wilkins(B&W)がティザー展開で登場を告知している、同社スピーカーのフラグシップとなる800 Series Diamond。その最新シリーズとなる800 D4シリーズの情報が、欧米メディアを中心に、一斉に報道開始された。9月1日から発売となる。

ティザーで公開されている画像。欧米のオーディオサイトには新モデルの画像も掲載されている

報道によると、以前から噂のあったとおり、シリーズは7機種展開となるようだ。2ウェイブックシェルフの「805 D4」、3ウェイのフロア型「804 D4」「803 D4」「802 D4」、そして新たなフラグシップフロア型スピーカーとして「801 D4」がラインナップされるようだ。さらにセンタースピーカーとして「HTM81 D4」と「HTM82 D4」も用意されるとのこと。

価格は805 D4が8,000ドルで、専用スタンドが1,200ドル。804 D4が12,500ドル、803 D4が20,000ドル、802 D4が26,000ドル。フラグシップの「801 D4」は35,000ドルと報じられている。また、HTM81 D4は7,500ドル、HTM82 D4は5,500ドル、センタースピーカー用スタンドが800ドルとのこと。

ミッドレンジとミッド/バスドライバーに使われている、同ブランド独自のコンティニュアム・コーンやFSTはさらに改善。これらの技術が、「Biomimetic Suspension」という新たなサスペンションシステムとともに採用されているという。

さらに、ミッドレンジコーンをキャビネットの他の部分から分離していたり、上位機ではタービンヘッド・エンクロージャーをオールアルミ製にし、下部エンクロージャーと切り離すなど、様々な新しい工夫が施されているようだ。

800 Series Diamondのデザイン上の特徴でもある、最上部に置かれたトゥイーター部についても、さらに改良を施したとのこと。1つのアルミブロックからの削り出しとしたほか、約30cmのチューブローディングシステムが採用されているのだという。

日本向けの正式発表があり次第、さらなる詳報をお伝えする。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク