カフェ/バーとしても利用可能

レコードとオーディオ、インテリアも楽しめる複合ショップ「Space Is the Place」。東急プラザ銀座にオープン

公開日 2022/04/04 09:45 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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FACE RECORDSは、東急プラザ銀座5Fに、“レコードのある暮らし”を体験できる新しいスタイルのレコードショップ「Space Is the Place」を4月2日(土)よりオープンした。レコードの他にも、オーディオやインテリア家具の販売、カフェ/バーとしても利用できる新たなスタイルの複合型店舗としてスタートしている。

オーディオ、家具、アート、お酒などを複合的に楽しめるお店としてオープンした「Space Is the Place」

FACE RECORDSを運営するFTF株式会社の武井進一氏は、レコードをもっと自然にライフスタイルのなかで楽しんでもらいたい、という思いから、今回のような異業種とのコラボレーションを実現させたのだと説明。世界的にレコードの可能性が再評価される中で、マニアやコレクターだけではなく、多くの音楽ファンにレコードの魅力をもっと伝えていきたいと考えているという。

FTF株式会社の武井進一氏

今回のスペースでは、オーディオ、酒、家具、グリーンそれぞれの専門企業とパートナーシップを結び、エキスパートが選んだ優れたアイテムとの暮らしを具体的にイメージしやすいように展示。展示されている製品はすべてその場で購入することもできる。またカフェとしても利用でき、5月以降はアルコールの提供も計画しているという。

オープンにあたってのレセプションパーティでは鏡割りも披露

中でもオーディオについては、「上質なオーディオ機器で楽しんでもらうことでレコードの世界がさらに広がる」と考え、東京・祐天寺の老舗オーディオショップ「ホーム商会」にシステムのセレクトを依頼。オーディオ専門店ならではの個性的な3つのシステム提案がなされている。

ひとつは、JBLのスピーカーとマッキントッシュのアンプ「MA7200」を組み合わせたアメリカンサウンド。アナログプレーヤーはティアックの「TN-5BB」で、骨太なジャズやロックを存分に楽しめるシステムとなっている。

JBL&マッキントッシュを中心したアメリカン・システム

スペンドールによるブリティッシュサウンドのコーナーでは、アンプにトライオードの真空管を組み合わせ、真空管ならではの奥深い音楽世界を提案。ケーブルもZONOTONEを採用するなど専門店ならではのこだわりが光る。

スペンドール&トライオードによる真空管システム。CDプレーヤーも込みで140万円ほど

3つ目はイタリアンサウンドとしてソナス・ファベールの「Minima Amator II」を展示。こちらにはラックスマンのプリメインアンプ「L-507Z」、デノンのアナログプレーヤー「DP-500M」を組み合わせ、オーディオファンにも納得の上質で美麗な組み合わせを展開している。

ソナス・ファベールによるイタリアン・サウンドのコーナー。約140万円ほど

他にも、メイド・イン・フランスのスタイリッシュなBluetoothスピーカーで知られるLa Boite conceptのオールインワンターンテーブルシステム「LA BOITE CONCEPT LX TURNTABLE」も展示。小型テーブル程度のサイズでスピーカーまで一体となっており、33/45回転の切り替えやBluetoothによるワイヤレス再生、DAC・Toslink・3.5mm入力端子も備え、新しいスタイルのレコードの楽しみを提案するアイテムとなっている。

Tivoliの「LA BOITE CONCEPT LX TURNTABLE」(価格:638,000円/税込)

今後はアート作品のギャラリーやワークショップなど、多様なカルチャーの発信地としてイベントを仕掛けていく予定となっている。なお、この「Space Is the Place」は約1年の期間限定でのオープンとなる。

独自の目利きセンスで選びぬかれた中古レコードの販売も

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