両ブースとも試聴セミナーが盛況

<OTOTEN>動画配信「NeSTREAM LIVE」&名古屋芸大のドルビーアトモス体験/オヤイデ電気、ケーブルや電源など製品勢揃い

公開日 2023/06/24 15:44 編集部:川田菜月
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国内最大級のオーディオ&ホームシアターイベント「OTOTEN2023」が、本日6月24日と25日の二日間にわたって、東京・国際フォーラムにて開催されている。本稿では、NeSTREAM LIVE(ラディウス/メモリーテック)/名古屋芸術大学と、オヤイデ電気のブースをレポートする。

■NeSTREAM LIVE(ラディウス/メモリーテック)/名古屋芸術大学(ガラス棟4F G410)



「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)で音楽を聴く」がコンセプトの同ブースでは、動画配信プラットフォーム「NeSTREAM LIVE」による音楽ライブ配信と、名古屋芸術大学のオリジナルレーベル「NUA Records」のドルビーアトモス音源再生をそれぞれ体験することができる。

NeSTREAM LIVEと名古屋芸術大学オリジナルレーベルのドルビーアトモス再生デモを展開

NeSTREAM LIVEは、ドルビーアトモス/4Kに対応したスマートフォン・TV向け動画配信サービス。2021年12月に提供開始し、現在ではOfficial髭男dismやAdo、GLAYといった人気アーティストのライブ配信も手がけるなど、徐々に広がりを見せている。

今年はじめには、アップデートによりオフライン再生機能も追加。許可されたコンテンツであればアプリ内にデータ保存し、ネットワークに接続していなくても楽しむことができる。他にも、楽曲ごとに分けられたチャプター再生や、フォーマットの選択、カバーアートの設定(※提供のあるコンテンツに限り)といった機能も搭載する。

OTOTEN2023では、GENELECのスピーカーを用いた7.1.4chシステムでコンテンツ再生を実施。同スピーカーは実際にコンテンツ制作を行うスタジオでも使用されていることから、制作現場と同じ環境を再現して体験することができるようにと構成されたものだ。また、同サービスの特徴や機能紹介、ゲストを呼んで、Dolby Atmosの現状やメリットについて語るトークセッションなども実施する。

7.1.4chシステムでドルビーアトモスコンテンツを再生

コンテンツ制作を行うスタジオでも使用される、GENELECのスピーカーを使用

名古屋芸術大学では、学生・卒業生のための音楽配信レーベルとして立ち上げたNUA Recordsの楽曲再生を実施。同レーベルではドルビーアトモスによる楽曲制作に積極的に取り組んでおり、OTOTEN2023では、現在配信中の「In Memory of - Rachmaninov, Medtner, Babadjanian and …」「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18」の2作品を聴くことができる。

■オヤイデ電気(ガラス棟4F G401)



オヤイデ電気のブースでは、同社の展開するケーブル各種やアクセサリーなどがずらりと並び、電源タップ「OCB-1SX II」や、オーディオアクセサリー銘機賞2023でグランプリを受賞した電源ケーブル「L/i50 V6」、ノイズ抑制シート「NRF-005L」など、さまざまなアイテムが展示されている。

オヤイデ電気の製品群がずらりと並ぶ

電源タップやケーブル各種など勢揃いだ

本日6月24日の試聴デモでは、スピーカーにMagico「A3」を、プリメインアンプにテクニクス「SU-R1000」、アナログプレーヤーに同じくテクニクス「SL-1200」を用いて、レコード再生を中心としたセミナーを開催していた。明日6月25日には、同社新製品のスピーカーケーブル「ACROSS 3000 SGB/SGY」を用いた試聴会も予定されている。

スピーカーケーブル「ACROSS 3000 SGB/SGY」の試聴会は6月25日に

レコード再生を中心とした6月24日の試聴デモ、多くの来訪者が集まってその音を楽しんでいた

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