アニバーサリーモデルの技術を多数投入

ソナス・ファベール、創業40周年記念限定スピーカーにレギュラーモデル「Stradivari G2」登場

公開日 2024/05/09 12:56 編集部:松永達矢
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ノアは、同社取り扱いのソナス・ファベールよりフロアスタンド型スピーカー「Stradivari G2」を5月21日(火)に発売する。価格は880万円(税込/ペア)。

「Stradivari G2」Red

ブランド40周年を記念して作られた「Stradivari G2 Anniversary」の新設計キャビネット・デザインや独自技術はそのままに、一部外観意匠に変更を加えたレギュラーモデル。筐体仕上げはWenge/Red/Graphiteの3色を用意する。

ドライバーユニットはAnniversaryモデル同様の28mm径アローポイントDAD搭載シルク・ソフトドーム・トゥイーター、260mmのウーファーユニット、複数の天然繊維を混合した150mmのミッドレンジユニットを搭載。それぞれブランドのフラグシップ機「AidaII」にも採用される「PARACROSS TOPOLOGY(位相幾何学)」と「Interactive Fusion Filtering」に基づいて設計されたクロスオーバー・ネットワークで制御される。

260mmのウーファーユニット

スピーカーターミナル付近には、ドライバーの共振ピークを補正し、低域の浸潤性を可能な限り向上させるチューニング機構「LFA(ロー・フリケンシー・アジャスター)」も備えている。

エンクロージャーは、独自技術の「Intono Technology(イントノ・テクノロジー)」を用いて設計。密閉された高域・中域のチェンバー内で、綿密な調整が施された小孔を設けることで、ミッドレンジ・チェンバー内のインピーダンス・ピークを大幅に減少する。

キャビネットは天然木を使用し、アルマイト処理とラウンド・エッジ処理を施したCNC 加工アルミニウムプレートを天地に取り付け、背面にもアルミニウムパーツを装着。強靭なパーツで挟み込む独自構造「エキソ・スケルトン・クランプ」で高い剛性を獲得した。

低域チューニング機構「LFA」を備える

床面からの振動伝播とキャビネット全体をデカップリングする“Z.V.T.”(ゼロ・ヴァイブレーション・トランスミッション)テクノロジーを採用、スパイクの取り付け部にはエラストマー樹脂を挟み込む“サイレント・スパイク”を搭載する。

周波数特性は25Hz - 35kHz(ステルス・ウルトラフレックス含む)、出力音圧レベルは、92dB SPL1(2.83V/1m)、公称インピーダンスは4Ω、クロスオーバー周波数は160Hz/220Hz/2,200Hz。外形寸法は715W×1,374H×428Dmm(本体部、突起部含む)、質量は63kg(本)。

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