LINN、一体型ネットワークプレーヤーのエントリーモデル「MAJIK DSM/5」。ガラスコントロールダイヤルをシリーズ初採用
リンジャパンは、LINN(リン)からネットワークプレーヤーとアンプを組み合わせた“MAJIK DSMシリーズ”の最新モデル「MAJIK DSM/5」を発表した。価格は1,100,000円(税込)で、4月中の出荷開始を予定している。

ネットワークプレーヤーとアンプを組み合わせた“MAJIK DSMシリーズ”の最新モデル。上位機種である「KLIMAX DSM/3」、「SELEKT DSM」といった上位機種の技術を採用するなどして従来モデルからグレードアップ。「最強の1BOXソリューション」として生まれ変わったとアピールする。
DA変換には、独自のクロックテクノロジーとアップサンプリングアルゴリズムを採用したDACセクションを搭載。100W×2chのクラスDアンプには、スイッチング回路最終段のローパスフィルター出力をもう一度入力に戻す「ポスト・フィルター・フィードバック」テクノロジーを導入する。対応サンプリングレートは最大PCM 384kHz/24bit、DSD 256。
そのほか高音質化機能では、リスニングルーム内に発生する80Hz以下の定在波の制御と、各スピーカーからのタイムアラインメントを行う独自のプログラム「Space Optimisation」を採用。設置した場所ごとのベストパフォーマンスを実現するという。
本体にはガラスコントロールダイヤルを実装。上位機種である「KLIMAX DSM/3」や「SELEKT DSM」で採用され、ブランドのシンボルともいえるダイヤルだが、”MAJIK DSMシリーズ”では初めての導入となる。シャーシは、2mm厚アルミニウム・シングルピースで成型。見た目の美しさと堅牢さを兼ね備えたという。フロントパネルには、大型TFTディスプレイを搭載。脚部は、ソリッドメタル製の3点支持構造。不要な振動を低減するとしている。


アナログ入力は、MCフォノ/MMフォノ/RCA×2。デジタル入力は、HDMI(ARC/eARC)/TosLink/Coax/USB Type-C を用意。Bluetooth ver.4.2による無線接続、Wi-Fiを経由したネットワーク接続に対応する。出力には、RCA/ヘッドホン/サブウーファーのほか、EXAKT LINKを1系統装備し、今後の発展性を確保しているという。外形寸法は350W×114H×372Dmm、質量は5.7kg。
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