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<CEATECレポート>マスプロやDXブースでは、110°CS関連の展示が意外と少ない

公開日 2001/10/04 15:08
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<左>家庭用無線LANアクセスポイント付ケーブルモデム「WL77CM」 <右>集合住宅用の無線インターネットシステム
●衛星放送と言えば注目すべきは110度CSである。2002年の春からスタートする予定だが、それに向けて新しいチューナーやアンテナが発売になるだろう。

しかしまだ、DXアンテナやマスプロと言ったアンテナメーカーのブースでは110度CS関連の展示は少なく、そうした製品よりも主に集合住宅用の無線技術を使った通信技術や、家庭内無線LANシステムの展示が見られた。

マスプロの集合住宅用無線インターネットシステムでは各戸のベランダに無線送受信機を設置し、ケーブルレスなCATVインターネット環境が実現する。IEEE802.11bに準拠し、最大11Mbpsの通信速度を持つ。ケーブルによる流入雑音の影響がないので、より高品位な送信が可能になる。さらに家庭用無線LANシステムを導入すれば、ケーブルレスで最大15台までのパソコンをLAN環境で使用することができる。(伊藤竜太)

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