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<infocomm2002report-その10->ホームシアターファイル編集長がinfocommで講演!

公開日 2002/07/25 20:13
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<左>講演を行うホームシアターファイル編集長の大橋伸太郎 <右>パネルディスカッションの模様
●弊社刊行「ホームシアターファイル」の編集長を務める大橋伸太郎が、infocommで講演を行った。

25日にinfocommの特別セミナーとして開催された「拡大に向けて動き出したホームシアター市場」の一環として行われたもので、会場は関係者や販売店の担当者などで埋め尽くされ、ホームシアター市場に対する関心の深さを伺わせた。

講演のタイトルは「−建築化とカジュアル化、ポストリビング−」。現在のホームシアターブームをブームで終わらせず、定着させることが必要と語り、そのための方策として、設備化せずラクにシアターを楽しむ<カジュアル化>、逆にシアター機器を建築の中に取り込み、機器を隠してしまう<建築化>、そしてリビングに家族を呼び戻す方策としてシアターを活用する<ポストリビング>の3つのコンセプトを掲げた。

特にポストリビングについては、「リビングだからホームシアターはできない、ではなく、リビングでこそホームシアターをやるのだ、という発想の転換が必要」とし、ダイニングの大型化やワインセラーの導入など、「食」がポストリビングの中心となっているが、ホームシアターもその一翼を十分に担える趣味であると強調した、

講演の締めくくりは、「ホームシアターファイル」に掲載されたホームシアターの実例写真を紹介し、ホームシアターの様々な可能性を提示した。

また、講演終了後には、セイコーエプソン、プラスビジョン、松下電器産業、三菱電機のプロジェクター担当者が出席するパネルディスカッションも開かれ、そこにも大橋がゲストとして出席。ホームシアターファイル編集部に寄せられた読者の声を紹介するとともに、「カジュアルなプロジェクターが売れるのはよいことだが、やはりハイエンド機も必要。3板式DLPやD-ILAなど、3管式の跡をつぐ超弩級の製品が登場してほしい」と、マニアの意見を代弁した。(Phile-web編集部)

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