エニーミュージック、事業会社を設立し5月20日よりサービスを開始
エニーミュージック(株)は、2003年2月1日に設立されたエニーミュージック企画(株)がオーディオ機器メーカー8社の共同出資により、本年2月1日にとして事業化した会社。
同社は、エニーミュージック企画(株)に出資した(株)ケンウッド、シャープ(株)、ソニー(株)、パイオニア(株)の4社と、オンキヨー(株)、(株)ディーアンドエムホールディングス、日本ビクター(株)、ヤマハ(株)の計8社で構成される。
今回のサービス開始にあたり、同社は国内主要レーベル各社が共同出資している音楽配信事業会社、(株)レーベルゲート(サービス名称:Mora)とシステム連携及び音楽配信サービスにおいて業務提携を行う。
楽曲については国内主要レーベルが当初約3万8千曲を配信準備しており、楽曲価格はシングル158円から、アルバムは1050円から提供される予定だ。
また音楽の直接配信以外にも、FM放送事業者やCD物販事業者とも業務提携を行い、FMオンエア中の楽曲情報の閲覧や、CDのオンライン購入や楽曲のダウンロード購入も可能となる。CDのオンライン購入は、まずHMVジャパン(株)と業務提携を行うとしている。
これらのサービスは、当初エニーミュージック対応のホームオーディオ機器で受けることが可能で、将来的にはエニーミュージック対応カーオーディオなどの車載機器や、移動体通信機器とのサービス連携も検討するとしている。
(Phile-web編集部)