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マランツ、HDMI端子や最新DAC搭載のユニバーサルプレーヤー「DV9500」発売

公開日 2004/05/25 18:24
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●日本マランツ(株)は、ユニバーサルプレーヤー「DV9500」を7月より発売する。価格は157,500円(税込)。

DV9500

背面端子部

本機は、上位機種「DV-12S2」の技術を投入し、ハイエンド機に迫る実力を備えたモデル。SACD、DVDオーディオ、オーディオCD/CD-R/CD-RWなどにフル対応し、PALプログレッシブ再生機能、PAL/NTSC変換機能なども備えている。

HDMI端子を搭載し、同端子を装備したプロジェクターなどと組み合わせることにより、フルデジタルで映像を伝送できる。

ビデオエンコーダーには、最新の216MHz/14ビットのものを採用。12ビットのDACに比べ、14ビットでは色再現性や輝度階調再現性が大幅に向上するという。

I/P変換やスケーリング用には、高精度な10ビットデジタル処理回路を搭載。これにより、480p映像を720pや1080iにアップコンバートして、HDMI端子から出力することが可能になった。また、プログレッシブ化のアルゴリズムも新たに開発し、ジャギーの低減とシャープな画像を実現したアドバンスドプログレッシブ回路を搭載した。

画質調整機能も充実させ、「DNR」「CNR」「ディテール」「ブライトネス」「ガンマ」「クロマディレイ」などの調整が行える。

オーディオ回路にもこだわりを満載した。HDAM搭載のオーディオ基板を用意し、ビデオ回路からの影響を遮るため、基板の裏全面をシールド。6chを同一クオリティで出力できる。

オーディオDACはシーラスロジック社の最新モデル「CS4398」をフロントL/R、サラウンドL/R、センター/サブウーファーにそれぞれ1個ずつ、合計3個搭載。ヘッドホンにも独立したDACが設けられている。

ドライブメカは、SA8400で開発したものをベースに、DVD/SACD専用モジュールを新規開発。筐体内部ノイズが少ないことが特徴となる。

また、IP変換以降の全ビデオ回路を電源、制御系からオフし、ピュアオーディオ機と同様な構成にすることができる「ビデオオフ」モードも搭載した。

機能面も、シーラスロジック社の32ビットDSPを搭載することにより大幅にパワーアップした。AVアンプ並のDTS96/24デコーダー、リップシンク機能、ディレイタイム、バスマネジメント機能などを装備したほか、単体DVDプレーヤーとしては世界で初めてDOLBY Headphoneを搭載。ヘッドホンでリアルなサラウンドが楽しめる。

なお本モデルについては、5月17日に発売された「AVレビュー」115号108ページにて、「DV-XXXX」としてくわしく紹介している。

【問い合わせ先】
日本マランツ(株)
TEL/03-3834-3070

(Phile-web編集部)

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