JCC、DVDレコーダーのソフトウェアをバージョンアップ 4ch同時録画など可能に
●日本電算機株式会社(以下JCC)は、同社のDVDレコーダー「iBOXサーバK」「iBOXサーバD」のソフトウェアをバージョンアップし、6月15日より両モデルにバンドルしてリリースすると発表した。ソフトウェアの価格はオープン。
今回のソフトウェアバージョンアップは、同社の「3次元ビルドアップ構想」に基づくもので、バージョンアップの具体的な内容は4つ。
まず1つめは、「iBOXサーバK」「iBOXサーバD」をネットワークで接続できるようになったこと。両機はダブルチューナー、ダブルエンコーダーを搭載しており、通常でも2番組同時録画が可能。2台を接続することにより、最大4番組を、1つのリモコンで、1つのインターフェース画面から録画することが可能になる。
録画予約を行うと、2台のレコーダーそれぞれについてHDDやエンコーダーの空きを確認し、余裕のある方で録画を行う。また、片方のレコーダーで録画をしながら、もう1台のレコーダーで録画番組を再生することも可能。
バージョンアップ内容の2つめは、USB2.0端子を利用し、外部ハードディスクの増設に対応したこと。外部HDDは最大4台まで接続できる。録画時間を増強できるほか、内蔵HDDから外部HDDへのコピーは、手動と自動から選択できる。自動モードではコピーする時間を設定でき、たとえば深夜にまとめてコピーを行うこともできる。また、全て自動で内部HDDから外部HDDにコピーする「番組毎回自動コピー」機能も用意されている。
バージョンアップの3つめは、家庭内LAN機能を増強したこと。PCカードスロットにカードを差し込むことにより無線LANに対応したほか、防犯装置などの各種センサーとネットワークを組むことも可能。携帯電話やパソコンに自動連絡する際のルーター機能、メールサーバー機能、モニタリング装置として利用できる。
また同社では、1台で4チャンネル同時録画を実現し、1TBのハードディスクを内蔵したレコーダー「BigChannel 4C」を新たに発表した。価格はオープンだが、60万円前後での販売が予想される。使用する際は、毎月2,000円の利用料が必要となる。
「BigChannel 4C」は、最大4チャンネルを同時録画することが可能で、低ビットレートなら1週間分の番組を保存することができる。
本機に搭載された独自の機能として、「ピンポイント再生機能」が挙げられる。過去1週間に放送された番組のメタデータを分析し、登場頻度の高いキーワードを検出、キーワードを選択すると、番組内の機ワードに合致した部分のみを再生することができる。
さらに同社では、新サービスとして「リアルクロック」に対応したウェブサイト「奥寺康彦の視点(仮称)」を開設することも発表した。同サイトをリアルクロックに対応したレコーダーで閲覧し、リンクをクリックすると、番組内の指定した部分のみを再生することが可能。たとえば「前半30分のフリーキックが勝負を決めた」というテキストにリアルクロックへのリンクが張られていたら、そのフリーキックの映像が再生されるという具合。ただし、事前に該当番組を録画しておく必要がある。
【問い合わせ先】
日本電算機(株)
マーケティング部
TEL/03-3864-5511
(Phile-web編集部)
今回のソフトウェアバージョンアップは、同社の「3次元ビルドアップ構想」に基づくもので、バージョンアップの具体的な内容は4つ。
まず1つめは、「iBOXサーバK」「iBOXサーバD」をネットワークで接続できるようになったこと。両機はダブルチューナー、ダブルエンコーダーを搭載しており、通常でも2番組同時録画が可能。2台を接続することにより、最大4番組を、1つのリモコンで、1つのインターフェース画面から録画することが可能になる。
録画予約を行うと、2台のレコーダーそれぞれについてHDDやエンコーダーの空きを確認し、余裕のある方で録画を行う。また、片方のレコーダーで録画をしながら、もう1台のレコーダーで録画番組を再生することも可能。
バージョンアップ内容の2つめは、USB2.0端子を利用し、外部ハードディスクの増設に対応したこと。外部HDDは最大4台まで接続できる。録画時間を増強できるほか、内蔵HDDから外部HDDへのコピーは、手動と自動から選択できる。自動モードではコピーする時間を設定でき、たとえば深夜にまとめてコピーを行うこともできる。また、全て自動で内部HDDから外部HDDにコピーする「番組毎回自動コピー」機能も用意されている。
バージョンアップの3つめは、家庭内LAN機能を増強したこと。PCカードスロットにカードを差し込むことにより無線LANに対応したほか、防犯装置などの各種センサーとネットワークを組むことも可能。携帯電話やパソコンに自動連絡する際のルーター機能、メールサーバー機能、モニタリング装置として利用できる。
また同社では、1台で4チャンネル同時録画を実現し、1TBのハードディスクを内蔵したレコーダー「BigChannel 4C」を新たに発表した。価格はオープンだが、60万円前後での販売が予想される。使用する際は、毎月2,000円の利用料が必要となる。
「BigChannel 4C」は、最大4チャンネルを同時録画することが可能で、低ビットレートなら1週間分の番組を保存することができる。
本機に搭載された独自の機能として、「ピンポイント再生機能」が挙げられる。過去1週間に放送された番組のメタデータを分析し、登場頻度の高いキーワードを検出、キーワードを選択すると、番組内の機ワードに合致した部分のみを再生することができる。
さらに同社では、新サービスとして「リアルクロック」に対応したウェブサイト「奥寺康彦の視点(仮称)」を開設することも発表した。同サイトをリアルクロックに対応したレコーダーで閲覧し、リンクをクリックすると、番組内の指定した部分のみを再生することが可能。たとえば「前半30分のフリーキックが勝負を決めた」というテキストにリアルクロックへのリンクが張られていたら、そのフリーキックの映像が再生されるという具合。ただし、事前に該当番組を録画しておく必要がある。
【問い合わせ先】
日本電算機(株)
マーケティング部
TEL/03-3864-5511
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドJCC
- 型番BigChannel 4C
- 発売日2004年6月25日
- 価格\OPEN(予想実売価格60万円前後)