ヤマハ、新価格帯のAVアンプ上位モデル「DSP-AX4600」を発売
本機は、HDMIとi.LINKのデジタルインターフェースを搭載した7.1ch対応のAVアンプ。本体フロントパネルには新デザインを採用している。
HDMI端子はマルチチャンネルPCM信号に対応したver1.1仕様。背面端子部はAX2500にHDMIとi.LINKを加えたレイアウトとなっている。また、本体内部のレイアウトはAX2500を踏襲しているという。
本機は、ボタンを押すことでDSP回路を完全にスルーし、映像回路、ディスプレイやRAMアクセスの休止によってオーディオの高純度再生を実現する「ピュアダイレクトモード」を装備。チューナーを使用していない状態では、不要な回路電流を減らし音質をさらに向上するために、チューナーPLL回路を停止するというこだわりを見せている。
サラウンドプログラムには、独自の音場創生技術「シネマDSP」を採用。また、THX社が提唱するホームシアター機器のための新たな性能基準、「THX Select2」にも準拠した。さらに、2chアナログ信号を利用して6.1ch再生を実現するサラウンドデコード技術「SRS Circle Surround II」にも対応した。
デコーダー部は、DTS-ESやドルビーデジタルEXを再生する6.1chデコーダーをはじめ、「THXサラウンドEX」や「ドルビープロロジックIIx」などの7.1chサラウンドにも対応している。
自動音場補正機能「YPAO」は、測定アルゴリズムを改良した最新のシステムを搭載。日本語アシストGUIを採用することで、より簡単に調整を行うことが可能となった。また各種オンスクリーン操作画面にもDSP-Z9と共通の日本語対応アシストGUIを採用し、使いやすさを高めた。
小音量でも臨場感ある再生が楽しめる 「ナイトリスニングモード」や、手持ちのヘッドホンで5.1chが楽しめる「サイレントシネマ」などの各種機能も継承している。
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(Phile-web編集部)