HOME > ニュース > パナソニック、「TH-AE900」を発売 − 学習リモコン付属の“ハリウッド画質”

パナソニック、「TH-AE900」を発売 − 学習リモコン付属の“ハリウッド画質”

公開日 2005/09/09 19:05
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

“カジュアルシアター”TH-AE900

“カジュアルシアター”の歩み
パナソニックマーケティング本部は、液晶プロジェクター“カジュアルシアター”の新モデル「TH-AE900」を10月7日より発売する。価格はオープンだが24万円前後での販売が予想される。

本機は、昨年10月に発売されたTH-AE700の後継機種。シーン連動型アイリス機構「ダイナミックアイリス」を一新しさらなる高画質化を図っている。液晶パネルは0.7型、解像度は1,280×720ドット。カラーチューニングはTH-AE500、TH-AE700同様に、ハリウッドのカラーリストDavid Bernstein氏が担当した。


新「ダイナミックアイリス」
新「ダイナミックアイリス」は、1/60秒ごとにアイリス、光源ランプの光量、ガンマデータを連動させて制御。アイリスの可変レベルを従来モデルに比べ拡大することで、コントラスト比5,500対1と明るさ1,100lmを実現した。

また本機は、任意の色を、独立して調整可能な技術「シネマカラーマネジメント」を引き続き搭載。好みにあわせ3次元(彩度/明度/色相)での特定色のカラーイコライジングが可能で、色調整範囲をTH-AE700の8倍にまで拡大した。


新「スムーススクリーン」
液晶画素間の格子を目立たなくする技術「スムーススクリーン」も改良を加えられ、新「スムーススクリーン」として新たに搭載。水晶複屈折板に新開発のコーティングを加えることで光の乱反射を抑え、よりフィルムライクで滑らかな映像再現を実現した。

映像モードはDavid Bernstein氏が監修した「シネマ1」を含む計7つを用意。同社の技術者が独自に調整を行った「シネマ2」や、アクション映画やアニメなどをクリアに描く「シネマ3」に加え、「ビデオ」「ナチュラル」「ノーマル」「ダイナミック」を用意している。


オールinワンリモコン

様々な機器を操作可能
また本機の大きな特長の一つが、付属の「オールinワンリモコン」。主要メーカーの映像機器の信号をプリセットしているほか、学習機能を搭載しているので、照明や電動スクリーンをはじめ、さまざまな機器の操作を1台で行うことが可能だ。


高い設置性も踏襲した
レンズは2倍光学ズームレンズを搭載。100型投写時の投写距離は、約3mから約6mまで幅広く対応した。また、本体前面のジョイスティックによるレンズシフト機能では、水平方向に投写画面サイズの約25%分、垂直方向に最大で約63%分をシフトすることが可能だ。

【問い合わせ先】
お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365(フリーダイヤル)

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックやデータを見る
  • ブランドPANASONIC
  • 型番TH-AE900
  • 発売日2005年10月7日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格240,000円前後)
【SPEC】●表示デバイス:0.7型液晶パネル(16対9) ●解像度:1280×720×3(約276万画素) ●明るさ:1100ルーメン ●ランプ:130W UHM ●コントラスト:5500対1 ●投写レンズ:マニュアル光学2倍ズームレンズ、フォーカスレンズ ●レンズ:F/1.9〜3.1、f/21.7mm〜43.1mm ●スクリーンサイズ:40型〜200型 ●接続端子:Video×1、S×1、RGB×1、コンポーネント×1、D4×1、HDMI×1、RS232C×1 ●消費電力:180W ●外形寸法:335W×95H×270Dmm ●質量:3.6kg