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<会田肇のCES 2006 レポート>東芝の“gigashot”が大容量化を果たし大幅な進化

公開日 2006/01/11 11:46
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レンズは光学10倍式で、フラッシュはレンズ横に装着されるなど、そのスタイルは完全にビデオカメラだ

各設定は中央のジョイスティックを動かして行う。下に見えるのはSDメモリーカード用スロット
日本では直販のみだった東芝の“gigashot”が、HDDの大容量化を果たしてよりビデオカメラ的なスタイルとなってCESの東芝ブースに登場した。

従来のgigashot V10のHDD容量は4GBにとどまり、どちらかといえばデジタルカメラの延長線上にあったと言える。それに対して、今回はHDD容量を大幅にアップして、1.8インチ・30GBの「R30」と同じく60GBの「R60」の2モデルを用意。これにより、従来よりも長時間にわたる動画撮影ができるビデオカメラとして大幅な進化を見せている。

デザイン的にも一般的なタテ型ビデオカメラ然としており、新しいgigashotは名実共にHDDビデオカメラとして立場を明確にしたものといえるだろう。記録はMPEG-2方式を採用し、録画時間は容量の大きいR60で最大13時間(9.6Mbps)〜20時間(6Mbps)。R30はHDDの容量からその半分となる。搭載するCCDは2Mピクセルで、液晶モニターは2.5型21万画素。両者ともHDDの容量以外は基本的に同じスペックとなる。

また、USB2.0端子やイーサネット接続用端子も備えるクレードルは、R60のみが標準添付で、R30は別売となる。発売はいずれも2006年2月にアメリカ国内で発売し、R30が799ドル、R60が999ドルを予定している。

(会田 肇)

[CES2006]

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