オンキヨー、7.1ch再生・バーチャル再生対応のAVアンプ入門機を発売
本機は同社が先に発表したHDメディア・コンピューター「HDC-7」とのコンセプトマッチを各所に実現したサラウンドアンプだ。
ソースの原音再生を実現する高品位な「HDサウンド」を追求し、同社がピュアオーディオ製品の開発によって獲得してきた資産が各所に活かされている。D/A変換後の信号に滞留するパルス性のノイズを除去することを目的とした演算プログラム「VLSC」は同社の特許技術だ。これにより、原音信号に忠実な音色を再現する。
シャーシ構造は新たに見直され、剛性の強化と振動対策を徹底。「高剛性フラットシャーシ構造」の採用により、底板の起伏による複雑な共振を抑制し、シャーシから基板に伝わる不要な振動を、接合面やインシュレーター形状の工夫によりさらに低減している。
トランスは電源部と最短で直結させることにより、電源ラインの低インピーダンス化を実現。微細信号の再現やスピーカードライブ力を飛躍的に向上させている。また信号ラインも微少信号に影響を及ぼす接合部の増加を抑え、高度な技術を駆使した合理化を実現したことにより、スムーズな信号伝達を図るとともに、ナチュラルな音のつながりと豊かな質感を獲得している。
本機では、フロントの2つ、または3つのスピーカーだけでバーチャルサラウンド音場を実現するシアターディメンショナル機能を搭載した。また0~100msの範囲を、20msステップで補正が可能なAVシンク機能も採用されている。
7.1chオーディオ出力を搭載したHDメディア・コンピューター「HDC-7」との組み合わせによる7.1chサラウンド環境を最適化するため、本機にも同数のサラウンド音声入力端子が設けられている。またマルチメディア機能としては、他にもオプションとしてiPod対応ドックの「DS-A1」と組み合わせた連動機能も備える。
映像系機能のフィーチャーとしては、D4/コンポーネント映像入力端子3系統装備する。プリプログラム対応リモコンが付属している。
【問い合わせ先】
オンキヨー(株)コールセンター
TEL/050-3161-9555
(Phile-web編集部)