IMJ、パソコンなしでiPodに直接録画できる「iLuv-i180」を発売

（株）IMJは、iPod用アクセサリーブランド“iLuv”を新たに展開する。第1弾として、第5世代iPodに動画を直接記録できる「i180」を8月上旬に発売する。価格はオープンだが19,800円前後での販売が予想される。

DVD/HDDレコーダーなどのAV機器から入力した映像をiPodに直接録画することが可能。 iPod本体を中央のドックにセットしてボタンを押すだけで、1録画あたり最大6時間の録画ができる。

信号の入力を検知する機能も備え、ビデオ信号を受信すると自動的に録画を開始する。DVD/HDDレコーダーなどの録画予約時間と連動して録画を開始することができ、録画終了タイマー機能も装備している。内蔵のLEDで録画状態と録画時間を表示するので、一目で本体の状態を確認できる。また本機では、録画しながらのiPodの充電にも対応している。

映像入力端子はビデオ/Sビデオを装備。録画する映像のビットレートは512kbps/768kbps/1M/1.5Mの4段階で設定できる。録画するタイトルの設定・変更も行え、iPodの空き領域が不足している場合、録画した一番古いファイルから自動的に削除し現在の録画を続けることもできる。設定の変更は付属のソフトを用い、ソフトの対応OSはWindows 2000 /XP となっている。

＜編集部の視点＞
これまでiPodで動画を楽しむためには、PCで映像を変換し、転送する必要があった。PC用のTVチューナー機器には、録画した番組をiPodに自動で変換・転送するものもあるが、DVDレコーダーと直接つなぐことができれば、使い勝手は大きく高まる。iPodユーザーの中でも、特にライトユーザーにはまたとない朗報となるはずだ。ただし、現段階では設定ソフトがWindowsにしか対応していないのが残念。MacにはTVチューナーを搭載したモデルが無いこともあり、こういった製品を切実に求めているMacユーザーは多いはずだ。実際の使い勝手や画質などを後日くわしくレポートしたい。


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（Phile-web編集部）